今年のマンガ大賞は「葬送のフリーレン」に決定！
マンガ大賞は毎年行われており、選考員は、実行委員が直接声をかけたマンガ好きの有志たちとのこと。知名度に左右されず、「本当におもしろい」作品が選ばれている印象があります。対象に選ばれた作品は注目度も上がり、歴代の受賞作は後々アニメ化された作品は多々あります。
そういうこともあり、現在「葬送のフリーレン」はツイッター上でバズっており、注目度も非常に上がっております。
🎊🏆マンガ大賞2021 大賞受賞🏆🎊
— 【公式】少年サンデー編集部 (@shonen_sunday) March 16, 2021
🎥「葬送のフリーレン」お祝いPVをどうぞ🎬✨
注：音量にご注意下さい
※第4巻は明日3/17(水)発売！#山田鐘人 先生 #アベツカサ 先生#葬送のフリーレン#マンガ大賞2021 #マンガ大賞 pic.twitter.com/R4Vf0Jimwh
ストーリーはヒンメル、ハイター、アイゼン、フリーレンの勇者一行が魔王を倒し、王都に凱旋するところから始まります。所謂後日譚となり、その点が王道の作品とは大きな違いとなります。
主人公のフリーレンは長命なエルフのため、見た目は少女のまま長い年月を生き続けます。あっという間に５０年という月日が経ち、旅を共にした勇者ヒンメルは老い果てており、再開のすぐ後に死にます。そしてヒンメルの葬儀でフリーレンは無意識のうちに涙を流していることに気づきます。
「たった１０年一緒に旅しただけだし・・・人間の寿命は短いってわかっていたのに・・・なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう・・・」
千年の時を生きるフリーレンにとって１０年という月日は一瞬のようなものなのかもしれません。しかし、その十年は掛けがえのない日々だったことに、奇しくもヒンメルの死によって気づいた。
後にフリーレンは、師匠のフレンメの手記より「死者の魂が集まる地、オレオール」が存在することを知る。そこにはヒンメルの魂も辿り着いているかもしれない。
大陸北部エデン、今は魔王城のある場所を目指したフリーレンの新たに旅が始まったわけです。
この作品は少年漫画によくある戦闘メインの冒険譚ではありません。戦闘シーンはありますがそこをメインと描かれていません。
戦闘能力でいえば、千年を生きたエルフであるフリーレンの魔力は既に最強クラスのようです。 ただ戦って強くなっていくストーリーではなく、千年生きて初めて芽生えた「人を知ろう」という感情に向き合った心の成長を描いていく作品と感じました。
漫画大賞を受賞し大きな注目を集めている 「葬送のフリーレン」 ですが、まだ４巻までしか発売されていない作品です。この先のフリーレンの旅路に注目です。
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