『サイコパスト』飛高 紫苑の正体は?謎ポイントまとめ ネタバレ考察

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『サイコパスト』飛高 紫苑の正体は?能力や謎ポイントまとめ ネタバレ考察

サイコパストあらすじ

警視庁捜査一課の熱血刑事・五代一哲は、過剰な捜査手法が原因で、特殊部隊”捜査第五課 殺人犯超常捜査係”へ左遷される。そこでは自称”超能力捜査官”の飛高紫苑が1人で勤務していた。

飛高は不思議な能力を持ち、被害者の意識と入れ替わって過去へタイムスリップできるのだという。シリアルキラーへの強い憎しみを抱く一哲は、飛高の力を借りて過去に飛び、凶悪犯罪を未然に防ぐため奮闘する。

捜査一課の過去と、未来を守るため、熱血刑事の運命的な戦いが始まる。時を超え、正義を貫く男の葛藤と決意が描かれる本作。果たして一哲は過去の凶悪事件を食い止めることができるのか。

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サイコパスト 飛高 紫苑(ひだか しおん)とは

飛高紫苑(ひだか しおん)
33歳/警視正/捜査第五課長

金髪に美形な容姿が特徴的な男性。なんと警視総監の子息でもある。
不思議な超能力を持ち、被害者の意識と入れ替わって過去への時間移動が可能。
この能力を活かし、捜査一課からエース刑事の五代一哲とバディを組む。

シリアルキラーに異常なほどの執着心を抱いており、自作の「日本版シリアルキラーカード」を愛用。過去の凶悪犯罪を未然に防ぐため、一哲を事件当時の過去へ送り込む。

初対面の第一話から、その非常識な行動と謎めいた素性が次々と明らかになる。まだまだ多くの疑問を抱えたままの、キャラクターである。

日高の能力まとめ

  • 超能力で他人を過去に送ることができる。
  • その場合、対象者の意識と、当時の事件被害者の意識を交換することになる。
  • 犯人の中へ五代を送り込むことはできない
  • 日高自身を過去に飛ばすことはできない。
  • 日高曰く、当時の被害者を誰にするかまでは指定できない。
  • 入れ替わった当時の被害者は、五代の体に乗り移る。
  • 「洗脳殺人事件」では幸坂の学生時代に五代を飛ばした。あえて違う時代に送ることも可能な模様

敵か味方か 日高の謎ポイントまとめ

謎①五代との関係性

「五代に死なれては困る」というが表情がやばい。単純に同僚に死なれては困る、という意味ではないような気がする。

もしかすると意識を飛ばせるのは、五代だけ!?だとすると、五代が家族を殺された肉塊事件と、日高の能力はなにか関係があるのかもしれない。

謎②父が警視総監で超出世している

父は警視総監の日高蒼憲→父はものすごく出世している。もしかして父も同じように過去へタイムスリップできる能力がある、もしくは日高が裏で協力して、父を出世させた可能性あり。

謎③日高の目的は?

日高の目的は?日高の異様なまでの猟奇殺人への興味心。シリアルキラーをスター視してカードまで作成。とても良心から過去を改変しようとしているわけではない。

犯罪心理を学び、未来の被害者を減らしたいという日高だが、どこまで本心か。「なぜ彼らは人を殺めるのか知りたい」と言うが……自身がシリアルキラーである可能性も。

謎④五代に村上本部長の娘を助けさせた目的

第一巻で助けた村上ハルカの父が県警の村上本部長だった。つまり県警のトップでかなりのお偉いさんである。そしてこの情報は、五代が過去にさかのぼり、ハルカを助ける前の世界では隠ぺいされていた。

県警のトップの娘が殺されたことはスキャンダルではあるが、調書から消すことは不自然。そして事件解決後、現代で日高は、村上ハルカの父に直接会うシーンがある。

何を話したかは明かされていないが、なにか交渉をした?このお偉いさんの娘を助けたことにより、日高になにかメリットがあるのかもしれない。

謎⑤謎のフード男たちとの関係

第10話で五代に「改変後の現代を詮索するな」と銃で脅すフード姿の謎の男が現れる。つまり、五代と日高以外に、日高の能力を知っている人間がいるということである。

ちなみにこのフード男は後に五代に捕まり素顔をさらす。爆弾で自爆しようとしたところを日高に止められ逮捕。じつはこの男は柳田というシリアルキラーで、本来なら地下鉄を爆破する大量殺人犯だった。しかしこれは未来の情報である。

つまり日高は未来すら知っていて、この柳田のシリアルキラーカードまで作っていた!?ただ、この点は真実はわからず、単に柳と日高が繋がっていて、カードの情報は日高のでっち上げの可能性も残す。

ただ、その後もう一人のフード男とも会話しており、どういう繋がりなのか。

謎⑥大量のどくろと999の謎

大量のどくろに囲まれて「僕の連続殺人を君が終わらせるんだ」という驚愕のシーンがある。どくろの額には×印、999の謎の数字。

これをそのまま捉えると日高が999人を殺してきたという意味なのか。だとしたら公にされていない事件が大量にあることになる。

立浪島事件の軍場がどういう人間なのか知っていた。日高曰く警視庁だから情報があるとのことだが、果たしてそんなことまでわかるのか。

また、軍場に殺されたとされていた女子大生たちが生贄だったことも知っていた。「ベクロニウム」の事件で、赤江はるが、五代以外でも未来からさかのぼってきた人間がいるような示唆があった。

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さいごに

もしかしたら、本当は日高自身も過去に遡ることができるのではないだろうか。その場合、日高が本当に悪役で、シリアルキラー側の人間だった場合、過去の大量殺人事件犯たちをそそのかし、大事件が起きるように仕向けてきたとしたら…。

シリアルキラーカードに記載されている数字は犯人が殺害した人数だが、その数字をすべて足すと999になる、とか妄想してみる。

ただその場合、日高は五代の家族を殺した犯人を知らず、探している点で矛盾する。

サイコパストでは悪い人間を良い人間のように描いてミスリードを誘ってくるので、本当に日高は、真犯人を探している善人の可能性もあるし、正直現時点の情報では真相は良く分からない。

とりあえずこの漫画は久しぶりに面白いと思える作品なので、続きを楽しみに待ちたい。

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