ゴールデンゴールドは、『月刊モーニングtwo』(講談社)にて、2015年12月号から連載が開始された漫画です。
堀尾省太先生によるサスペンスホラー漫画で、中学生の早坂琉花が海辺で見つけた謎の置物を持ち帰ったことにより、彼女の祖母を中心に島の人々を欲望に溺れさせるというストーリーです。
ゴールデンゴールド
このマンガはガチでおもしろいよ。
へ~、じゃあ見てみようかな
うん、おすすめだけど……実はこのマンガずっと休載中なんだ。
面白いマンガなのに残念だね
そうゴールデンゴールドは長らく休載中なんです。
ファンも再開を待ち望んでいること間違いなしですね。
本記事では「休載情報」や現時点の「最新刊」や「最新話」の情報をお届けします。
「最新刊10巻」発売日予想や「最終回」の予想までしますのでぜひ最後までみてくださいね。
■ゴールデンゴールドは休載中?いつから休載している?最新話は?
なにこれめっちゃ面白い#ゴールデンゴールド pic.twitter.com/e6Yj3po5cj
— たらぞう (@tara02140505) September 1, 2023
・いつから休載中?
2022年2月2日発売の「月刊モーニング・ツー」4月号を最後に休載しています。
・最新話は何話?
現在確認できる最新話は#76です。
・最新刊は何巻?
(2023/09/28現在)確認できる最新刊は第9巻(2021年11月22日発売)です。
■休載理由は?なぜ休載している?
モーニング•ツー9号発売中です!
— フクノカミ (@Fukunokami_chan) July 23, 2022
ゴールデンゴールドは今号休載です!
そしてモーツーは、ウェブ版で再創刊します! 8/4からスタートです!https://t.co/4aHXHp6rC1
・休載理由は?
休載理由については公式からの情報はありませんでした。また、理由についての情報は見つかりませんでした。
そのためなぜ休載しているのかはわかりません。
・休載理由を予想
休載するとしたらどのような理由なのでしょうか。下記のような理由が考えられますが真相はわかりません。
- 1作者の体調不良によるもの
- 2ストーリー展開に行き詰まる アイディア枯渇
- 3創作意欲が削ぎれた、他の作品の連載を始めた
■作者は誰?
《Amazon Kindle版1位!》ゴールデンゴールド第4巻好評発売中です。3巻でトラウマ的”増殖”が話題となったフクノカミ…4巻では一体どんな姿を見せるのか、必見です。 pic.twitter.com/tCPKINJckf
— フクノカミ (@Fukunokami_chan) May 24, 2018
ゴールデンゴールドの作者は?
作者は堀尾省太 (ほりお・せいた)先生です。
連載デビュー作『刻刻』で一躍注目を集め、同作はマンガ大賞2011にもノミネートされました。著書に『刻刻』全⑧巻。『刻刻』は2018年にアニメ化され、当時斬新なオープニングが話題を集めました。
・あらすじ
ある日中学生の早坂琉花は、浜辺で謎の怪しい置物を拾います。なぜかその置物を無意識のうちに家に持ち帰ってしまった琉花。好きな男子の及川が大阪に引っ越す事になった際、琉花は「島にアニメイトが建ちますように」と祈りました。
その後置物は「フクノカミ」と名付けられ、琉花の祖母が営む民宿や雑貨店を繁盛させますが、同時に島民たちの物欲や争いを引き起こします。ある日琉花は「フクノカミ」が人のように動いているところを目撃します。しかし一緒に暮らす祖母はフクノカミが普通のおじさんに見えているようでした。
大切なお客さんとして「フクノカミ」を扱う祖母は次第に様子がおかしくなっていきます。営んでいた雑貨店をコンビニに変え、「寧強会」という会を立ち上げるなど、以前の祖母では考えられなかった行動を始めます。
しかし、コンビニは異常なほど栄え、「寧強会」に入ったものにフクノカミのご利益があるように。しかし、祖母は島随一のスーパーと対立し、不穏な雰囲気が漂うように。ついには、フクノカミが誘導して殺人事件が勃発したのでした──。
・ゴールデンゴールドのみどころ
堀尾省太による孤島的マネースリラー『ゴールデンゴールド』 待望の第7巻は本日発売です! 3体に分裂したフクノカミは寧島をさらなる発展をさせるはずだったが・・・。そして琉花・及川の恋路の行方は?? 現在、発売中のモーニング・ツー8月号もにも掲載!! pic.twitter.com/ijlbX7KAOp
— フクノカミ (@Fukunokami_chan) June 23, 2020
「フクノカミ」という謎の存在のインパクトが強い。正直気持ち悪い。
福を呼び寄せる「フクノカミ」ですが、見かけが気持ち悪いです。特に「フクノカミ」に取り憑かれた人は顔が一瞬「フクノカミ」になります。
次第に家族が得体のしれないものに侵略されていく恐怖感がこのマンガにはあります。
そして「フクノカミ」の目的は島民の幸せではないことが明らかになっていきます。
次第に「フクノカミ」により変わっていく島民たち。人間の欲深さの恐ろしさが描かれている
元々琉花の祖母である町子は孫思いで、雑貨屋を細々と営むどこにでもいる老人でした。しかし、「フクノカミ」に取り憑かれたことにより、店をコンビニにしたり、隣家を買い取り民家にしたりと人が変わったようにビジネスを始めます。
町子の快進撃は留まることをしらず、ついには銀行からの融資を元に島に巨大モールを建設することになり、もはや後戻りもできない状態に。もし、「フクノカミ」が町子から離れてしまったら一体どうなってしまうのでしょうか。
島の外から来た「黒蓮ハネル」の存在がおもしろい
女流小説家である黒蓮ハネルは新作の取材のために寧島を訪れています。作中でも頻繁に登場するハネルですが、島民とは関係のない人間のため、島で起きている出来事を客観的に受け止め、作家ならではの観察力を見せます。
元々取材のために島に来ていることもあり、過去に寧島で起きた悲劇の歴史についても把握しています。ゆえに「フクノカミ」の存在を危険視しているため、琉花にとっても心強い味方といえるでしょう。
島は同じことを繰り返している!? 昔に寧島に起きた悲劇とは
1巻の冒頭で描かれた惨劇。これはおそらく「フクノカミ」による惨劇と思われます。「フクノカミ」は土地神のような存在ではなく、人々に災いを呼ぶ存在でしょう。また過去の惨劇が記録から抹消されている点も興味深い点です。
目まぐるしく変わる登場人物たちの関係性
祖母の変貌により、これまでの島民たちの関係があっという間に壊れていきます。
島唯一のスーパーだった岩奈がいい例です。慎ましく経営していた祖母の雑貨店はコンビニとなり、いつしか巨大モールの布石となったのでした。
岩奈はスーパーの経営が圧迫されるにつれて敵対していきます。まさに金の恐ろしさがリアルに描かれている点が本作の最大のおもしろさでしょう。
そして「金の切れ目が縁の切れ目」。琉花は夢の中で、フクノカミにより強欲となった人間たちのリアルな末路を見てしまいます。このままでは祖母は自己破産だけでなく大きな罪を背負ってしまうかもしれない……そんな琉花はフクノカミになんとか対抗する術を探すのでした。
■ゴールデンゴールドは完結する? 再開はいつから?
友達に薦められて、ゴールデンゴールド最新話まで読み切ってしまい、面白くて前作の、「刻々」読んでるんだけど、お父さん色んな意味で凄くて笑ってしまうw
— 熊谷しん (@kumagayasin) June 9, 2023
「なんだろうこの人」 pic.twitter.com/Rr1C4JUJa3
完結する?
現状では休載の理由や、再開の目処について公式の情報はみつかりませんでした。
そのためゴールデンゴールドが完結するのか、このまま打ち切りになるのかは不明です。
しかしファンたちからは「とてもおもしろい」という意見が多く、再開を希望する方も多いでしょう。
私自身本当に続きが気になりますし、ぜひ結末を見たいと思います。
最新話のネタバレあらすじ
環境保護のボランティア活動を率先していた琉花の同級生・岩奈菜々子。彼女には「ヒトノカミ」が付いていたため、自然とたくさんの島民が集まり、活動はニュースで報道されるまでに。しかし「ヒトノカミ」は琉花の想い人・及川に鞍替えしたのだ。
及川はクラウドファンディングによりボランティア活動に参加してくれる人へ賃金を払う。カネノカミの力ですっかり成金になった草田の、及川への接近を阻止するために琉花は自ら及川のスポンサーに名乗り出る。一方キャバクラで豪遊する草田の身に危険が迫る。
最新刊10巻の発売日はいつになるか予想
過去巻の発売日を遡ってみると
- 7巻の発売日は2020年6月23日
- 8巻の発売日は2021年2月22日
- 9巻の発売日は2021年11月22日
となり、この間隔から推測すると
10巻の発売日は2022年7月~8月頃付近という計算となります。
しかし2023年9月時点で連載は再開されておらず、見通しも立っておりません。
そのため最新刊10巻の発売日を予測することは不可能で、そもそも連載が再開するかもわかりません。
公式からの吉報を待つしかありませんね。
■ゴールデンゴールドを全巻無料で読むことはできる?
結論をいいますとゴールデン ゴールドを全巻無料で読むことはできません。
マンガrawなど違法サイトでマンガを読むことは絶対に止めましょう。ウイルス感染やダウンロードの場合違法となる可能性があります。
■まとめ
この記事ではゴールデンゴールドの休載状況や最新巻の予想についてまとめました。
本作は「金」をテーマにしたマンガの中でも、人間の欲深さや金の恐さが描かれたユニークな作品ですね。
ぜひ連載が再開、及び完結するところまで見てみたいものです。
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