『大蛇に嫁いだ娘』は完結した？連載中？
『大蛇に嫁いだ娘』は現在連載中で未完結の作品です。最新刊である4巻は2023年5月12日に発売され、次の5巻の発売日は未定ですが、2023年11月頃から12月頃になる可能性があります。
『大蛇に嫁いだ娘』の概要
- 作品の基本情報（作者、掲載誌、連載期間など）
『大蛇に嫁いだ娘』は、フシアシクモ先生による日本の漫画作品で、ジャンルは異種族恋愛漫画です。この作品は、2021年2月にpixivコミック「コミックマルシェ」で連載を開始し、同年11月にKADOKAWAよりコミックビームレーベルで単行本が発売されました。現在までに4巻が発売されています。
『大蛇に嫁いだ娘』の最新刊のネタバレあらすじ
物語の大まかな流れや重要な出来事
買ってましたシリーズ『大蛇に嫁いだ娘4』どハマりして即購入！！始まりからここまで、驚きと面白いの連続で、まじで先が読めなくて、それがスピーディーに展開して、とにかく面白い！！そして耽美。過去から今までまるっと面白い。名作です。 pic.twitter.com/FoIlAxmfIE
— ちょぴん (@chopin132) September 17, 2023
「大蛇に嫁いだ娘」第４巻の物語は、ミヨと大蛇の愛の結晶である子供の誕生から始まります。しかし、幸せな瞬間も束の間、ミヨの体調が急速に悪化してしまいます。心からミヨを愛する大蛇は、彼女を故郷の村へ連れて行き、母親との和解を果たさせます。
村に到着したミヨは、亡き父親の遺品を手に取り、父が自分の結婚を認めてくれていたことを知り、涙を流します。そして、ミヨは無事に双子を出産します。一人は人間の姿をした美しい女の子、もう一人は父親に似た大蛇の姿をした男の子でした。
大蛇は子供たちを深い愛情で包み込みますが、村人たちは彼らを忌み嫌います。特に、時太郎という男は大蛇の子供である蛇の子を殺そうと企てます。しかし、大蛇の力によってそれは阻止されます。
一方で、大蛇の弟である安憬が現れ、ミヨの妹イナに惹かれる様子も描かれます。イナも安憬に心を開き始めますが、彼女はまだ幼いため、二人の関係はこれからの展開が期待されます。
主要な登場人物の紹介
「大蛇に嫁いだ娘」の主要な登場人物は以下の通りです。
ミヨ
村の若い娘で、右のほっぺたに傷があります。大蛇の供物として差し出されますが、大蛇に優しくされ、次第に心を開いていきます。
大蛇
500年も生きている山の主で、村を守る神社に住んでいます。見た目は大きな大蛇ですが、人間の言葉を話し、紳士的な性格です。
八兵衛
山に住んでいる狸で、山や村の情報通です。人間の言葉を話し、ミヨの話し相手になっています。
僧侶 安憬
昔、大切な恩人を殺され、その相手に仇を打つために旅をしている僧侶です。不気味な雰囲気を漂わせています。
時太郎とイナ
大蛇とミヨの双子の子供たちで、時太郎は蛇で、イナは人間の姿をしています。
見どころ
『大蛇に嫁いだ娘』４巻
— 愚駄猫 (@gdgd_cat761) May 17, 2023
村での人間関係も改善されて話は次の段階へ。ミヨの体調がよくないというのはそういうことか……
大蛇様との生々しい交わりの末に生まれる新たな命、それは周囲に受け入れられるのか。家族の絆が主題なのでそう酷い鬱展開にはならないだろうものの、何せ人外だからやや不安… pic.twitter.com/fFddzcqSnr
見どころとしては、以下のポイントが挙げられます。
- ミヨと大蛇の夫婦愛がさらに深まるシーン
- 双子の出産と、大蛇が子供たちに名前をつける感動的なシーン
- 村人たちとの葛藤や、時太郎の憎しみが描かれるスリリングなシーン
- 大蛇の弟・安憬とミヨの妹・イナの微笑ましい関係
最終回の展開と結末を予想
最終回のストーリーの展望
まだまだ最終回がどうなるかわかりませんが、一体どのような展開がミヨたちに待ち受けているのでしょうか。
ミヨと大蛇の間に生まれた双子。
双子とはいえ一方（イナ）は人間の姿に限りなく近く、もう一方（時太郎）は蝮の姿をしています。
そもそもミヨたちは村との確執が完全に解消されたわけではありません。もともと生贄のようなかたちで村を追い出されたミヨ。
村人たちからすれば、大蛇との子をもうけたミヨという存在は相変わらずイレギュラーな存在です。
学問を学びにお寺に通うイナと時太郎ですが、特に見た目が蛇の時太郎は子どもたちに避けられていて友達ができません。
人間の姿をしたイナとの扱いに差があることにショックを受けた時太郎。今後村に受け入れられなかったら、いずれ村に仇なす存在になってしまうなんてことも……。
登場人物の運命や物語の結末
そもそも大蛇自身も僧侶の安憬に、命を狙われる存在でもあります。
ですので大蛇が殺されてしまう、という結末もありえます。
実はミヨの家族が村人として、幸せに生活するためにはまだまだ障害があるようです。
子どもたちも、問題を抱えています。蝮の姿をして生まれた時太郎は、優しい心を持って生まれましたが、その姿から友達ができません。
人間の姿をして生まれたイナは、自然と受け入れられましたが、人間の心がいまいち理解できていない節があります。実は、見かけとは逆で蛇の時太郎が人間らしい心を持って生まれて、人間の姿をして生まれたイナが大蛇の内面を受け継いでいる点がおもしろいですね。
蛇と人間の恋愛がテーマだと思っていましたが、どちらかというと家族愛がテーマのストーリーになってきていますね。子供が寺（実質、学校）で仲間はずれにされたり、もう１人は問題児になったり……意外にも身近な悩みというか、現実の家庭が持つ問題と重なる部分が多いため、つい親目線でミヨに感情移入してしまう読者も多いのではないでしょうか。
今後は子どもたちを中心にストーリーが進んでいくと思われますが、時太郎にも早く友達ができるといいですね。
実は時太郎が物語のキーパーソンになるのかもしれません。
作者のメッセージやテーマの解釈
広告でよく目にする本作品は、ホラーやエログロといった印象が強い方が多いと思います。
ずっと孤独に生きていた大蛇と、人間界から追放されたミヨの出会い。
実はホラーでもなく、ミヨと大蛇の恋愛ものであり、家族愛がテーマとして描かれているように思います。
そして人間を少しずつ理解していく大蛇、子供ができ親として成長していくミヨの人生が、時にはコミカルに描かれていく点が本作の魅力ですね。
読者の感想と評価
SNSやレビューサイトでの読者の評価、感想を紹介します。
漫画めちゃくちゃ好き！😆
— 小島環 (@tatatatamaki425) October 7, 2023
ヘキにグッときたのは『大蛇に嫁いだ娘』、お仕事ものとして(才能や努力、幸運と機会)核心を突いてる気がしたのが『超絶片思いハイスペック吉田』、最近はこれまで読んでこなかった異世界・異能(と言うのかな？)のコミカライズが新鮮で面白かったです！もっと読みたいです！
大蛇に嫁いだ娘、こう、日本昔話とかヤマノケみたいなじっとり感あってなかなか良い。
— 栞 (@acbh_dmc4) September 4, 2023
時太郎くんがどうなるのか（凄く不穏）気になるぅ〜！
爬虫類好きな子がいたらいいのにね。でもそれはそれで人扱いはされないけど。
大蛇に嫁いだ娘、気になって読んだけど蛇と人間の子作りから子供までもがびっくりすぎたわ 時太郎くんには幸せになって欲しい イナと身体入れ替えよう
— リィン (@Leyn_Ace0501) September 1, 2023
『大蛇に嫁いだ娘』を読む方法
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