『ホタルの嫁入り』進平の重い愛とミステリアスな魅力 – 殺し屋の冷酷さと笑顔のギャップ

目次

■ホタルの嫁入りに登場する後藤進平とは

「ホタルの嫁入り」は、橘オレコ先生による最新作で、マンガワンで連載中の作品です。明治時代を舞台に、心臓に病をもつ令嬢・紗都子と、異常な愛を持つ殺し屋の後藤進平が織りなす命をかけた結婚物語となっています。

進平は、紗都子が第一話で人さらいにあった際、殺し屋側の人間として登場しました。その目に光は無く、何を考えているのかわからない狂人に見えます。時間になったら紗都子は進平に殺されることになりなすが……進平は「俺を雇える金があればアンタ側についてもいいよ」と提案します。

しかし、金の持ち合わせがない紗都子。父のためにも死ぬわけにはいかないと、咄嗟に進平に「私たち結婚しましょう!」と求婚してしまいます。

進平と紗都子の運命が大きく変わった瞬間でした。

■ホタルの嫁入り 進平は凄腕の殺し屋 かわいい笑顔とのギャップがヤバい

本記事は一部本編のネタバレを含みます

進平は、一騎当千とも言えるくらい凄腕の殺し屋で、その若さながら人を迷いなく斬ることができる冷酷な一面を持ちます。彼の屈託のない笑顔はかわいらしさも覗かせます。でも何を考えているのかわからない不気味さもあり、そのミステリアスなギャップが魅力的です。

進平は、自分を受け入れてくれた紗都子に対して、愛がとても重いです。というのも進平にとって、殺し屋であることを知った上で求婚してきた人は紗都子が初めてだったのでしょう(当初は紗都子が逃げるためについた口実ですが)。紗都子に突き放された発言をされると、必死になっている姿を見ると、進平にとって紗都子は「恋愛」という一言では片付けられないほど大事な存在となっていることがわかります。

また、進平の太刀シーンも迫力があり、見るものをゾッとさせるほどの狂気的な一面も、読者を引き込む魅力ですね。

■ホタルの嫁入り 進平は康太郎に嫉妬!? 紗都子への愛が重い

進平の紗都子への愛の重さが話題を呼んでいます。進平の愛は狂気にも通じるものがありますが、そのような一面を見せるのは紗都子の前だけなのかもしれません。

進平は彼女と結婚したいと心の底から思っています。しかし紗都子の願いは、家に帰り、父のために相手を選ばず結婚することです。紗都子にとって最も大事なことは桐ヶ谷家の役に立つことです。それは幼い頃から心臓の病で家に迷惑ばかりかけてきた生い立ちが関係していました。

そんな病弱だった紗都子を幼いころから知っているのが康太郎です。康太郎は桐ヶ谷家に仕える小川家の身分の子でした。
紗都子を守れなかった罰を受けており、紗都子を探す旅に出ました。紗都子を攫った犯人に気付かれないように桐ヶ谷家の護衛ではなく、商家の息子の小川康太郎として天女島に入りました。康太郎は紗都子を身請けすると言っています。

真実ではないにしろ、紗都子を奪われるとなり、進平は康太郎に嫉妬します。嫉妬というかもはや敵対心が生まれています。進平は康太郎が紗都子を連れて行くことを許さないでしょう。

■ホタルの嫁入り 進平の過去

進平の生い立ちについては、彼が天女島で育ったことが明らかにされています。母は殺され、その殺した相手を進平は殺しました。そこから殺し屋として生きていくこととなった進平は、本当の意味での愛を知らずに育ったのかもしれません。

ちなみに殺し屋集団の親玉として三枝が登場しますが、三枝に育てられたかどうかも不明です。

進平は天女島の遊女たちの間で人気があります。しかし、進平は紫に対して特別な感情を持っていないようで、他の女性たちに対してもクールな態度を取っています。

■ホタルの嫁入り 進平はどうして紗都子に惚れた?

進平は紗都子に対して強烈な愛情を抱いています。その感情はただの恋愛感情といえるほどぬるいものではないのかもしれません。紗都子が進平に対して抱いていた矛盾や怒りをすべてぶつけた際、進平は真摯に答えてくれました。

進平は歪んでいる一面はあるかもしれませんが、一種の子供のような純粋さも持ち合わせています。そして紗都子の精神的な強さや優しさを見て、進平はますます紗都子に惹かれます。

進平が紗都子に惚れた主な理由は、彼女が自分を殺し屋と知りながらも受け入れてくれたことにあります。進平は孤独な殺し屋としての生活を送ってきましたが、紗都子は彼の本当の姿を受け入れた初めての人物です。しかし、進平の過去や内面の傷が彼の感情にどのように影響しているのかは、まだ完全には解明されておらず、物語が進むにつれて詳しく探求されることが予想されます。

■ホタルの嫁入り 進平の誕生日や身長は?

残念ながら、進平の誕生日や身長などの公式な設定情報は見つかりませんでした。

ただ、進平は紗都子より頭一個分身長が高いため、もし紗都子が160cmだとすると進平は185cmくらいの身長差はあるでしょう。

『ホタルの嫁入り』は実写化の情報はまだありませんでした。

ただ、コミックナタリーで「ホタルの嫁入り」の2巻発売を記念し、俳優の橋本祥平さんにインタビューが行われています。
ミュージカル「薄桜鬼」や舞台「刀剣乱舞」に出演した橋本祥平さんは進平のイメージにピッタリですね。

いずれにせよ、橘オレコ先生の代表作『プロミス・シンデレラ』はドラマ化され大人気となりました。
『ホタルの嫁入り』もいずれ実写化される可能性もあるのではないでしょうか。
その場合、時代劇として再現されるのでしょうか、とても面白そうですね。

■ボイスドラマでは進平役は声優の内山昂輝さんが担当

youtubeのフラワーコミックスチャンネルにて、ボイスドラマとして第1話、第2話にアテレコが行われています。
キャストは

後藤進平:内山昂輝
桐ヶ谷紗都子:石川由依
桐ヶ谷美和子:原田彩楓

です。
進平や紗都子といいまさにイメージどおりですね。

■ホタルの嫁入りはアニメ化される?

2023年10月現在、『ホタルの嫁入り』がアニメ化されるという公式の情報はありませんでした。

しかし、『ホタルの嫁入り』は2巻まで発売され早くも累計60万部を突破していますので、十分アニメ化の可能性もあるのではないでしょうか。

ただ、『プロミス・シンデレラ』が実写化され、アニメ化はされていない現状もあります。
どちらかというと時代背景的に『ホタルの嫁入り』は実写よりアニメ化の方が可能性が高い気はします。
何れにせよ、今後メディアミックスとして展開してほしい作品ですね。

■蛍の嫁入りに対する読者の反応

ここでは読者の反応をご紹介します。まだ2巻までしか発売されていないのに、凄い反響数です。

■まとめ

話題沸騰の『蛍の嫁入り』ですが、進平のキャラクター性は強烈ですね。今後もっと人気が出てくること間違いなしですね。

本記事をまとめますと……

  • 「ホタルの嫁入り」は橘オレコ先生の最新作で、マンガワンで連載中
  • 主人公は心臓に病をもつ令嬢・紗都子と殺し屋の後藤進平
  • 進平は紗都子が人さらいにあった際に登場し、紗都子に「結婚しましょう」と提案する
  • 進平は凄腕の殺し屋で、紗都子に対して重い愛を持つ
  • 進平は紗都子と結婚したいと心の底から思っている
  • 紗都子の願いは家に帰り、父のために相手を選ばず結婚すること
  • 進平は紗都子に対して強い愛情を抱いており、紗都子を大事な存在と考えている
  • 進平の過去や両親についてはまだ明らかになっていない
  • 進平の誕生日や身長などの公式な設定情報は見つからなかった
  • 「ホタルの嫁入り」のアニメ化に関する公式の情報はない
  • ボイスドラマでは進平役は声優の内山昂輝さんが担当

『ホタルの嫁入り』はビジュアルもとてもキレイですね。

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