『華麗に離縁してみせますわ!』あらすじと見どころ

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「華麗に離縁してみせますわ!」とは? 原作は小説?

原作はアルファポリスで連載されていた小説で「第14回恋愛小説大賞」大賞受賞作です。本編完結済で待望のコミカライズとなりました。

「お前ほど醜い女はいないな、ローザ」

冷たい一言から始まる本作品。

エイドリアンとの結婚を父の命令で受け入れたローザは、エイドリアンへの好意は微塵もなく、ただの命令で結婚したに過ぎませんでした。そんな状況から一日でも早く脱出するため、ローザは伯爵家を立て直し、貯金をして離縁を成し遂げ、自由を手に入れることを決意します。

「華麗に離縁してみせますわ!」ネタバレ 見どころ

ストーリーの概要

ローザは、父の命令によりバークレア伯爵エイドリアンと結婚することになります。しかし、結婚初夜にエイドリアンから冷たく拒絶されます。その後も彼からの態度は冷たいものでした。

それでもローザは彼の態度に耐えながらも、貧乏な伯爵家を立て直すために努力を続けます。彼女の目的は、伯爵家を立て直し、貯金をして離縁し、自由を手に入れること。

一方で、掃除や炊事、子供の世話、畑仕事、さらには剣技まで何でもこなすローザの強さと芯の通った性格に、エイドリアンは次第に心惹かれていきますが──!?

ネタバレ見どころと感想

とにかくローザのキャラクター性がユーモアがあって面白いです。彼女は婚約者のエイドリアンから迫害されますが……まったく気にしない明朗快活な性格が見ていて清々しいです。


彼女の目的は離縁することで、婚約者のエイドリアンもローザが逃げ出すことを目的にしていました。それでもローザはその過程で伯爵家を立て直すための努力を続けて、夫であるエイドリアンの心境が変化します。

次第にエイドリアンがローザに惚れていきますが、ローザは気にも介さないのが見ていて面白いですね。読者を引き込むストーリーとなっています。

そして本来エイドリアンと結婚する予定だったセシルは、ローザを魔女とよび憎みます。また、何故かお茶会でローザを助けてくれたマデリアナも何やら裏がありそうです。お茶会で繰り広げられる女の戦いも見ものです。

登場人物とその魅力

ローザ:物語の主役であり、子爵の娘。父親の意向によりエイドリアンと結婚するも、初夜に彼から辛辣な言葉を浴びせられる。その後、離縁を果たし自由を手に入れることを目標に掲げる。

エイドリアン:ローザの夫であり、伯爵の地位を持つ男性。本来は恋人であるアリシアと結婚したかったが、父の遺言によりローザと結婚することに。初めはローザを軽蔑していたが、次第に彼女の魅力に気づくようになる。

アリシア:エイドリアンの妹で、ローザの義理の妹。エイドリアンとは恋人関係にあったが、実は兄妹であることを知らずに育てられていた。ローザを憎んでいる。

セシル : エイドリアンと婚約する予定だった。ローザを憎んでいる。

マデリアナ : ドリスデン伯爵の令嬢。なぜかローザを助けてくれた。

リオン:エイドリアンの弟で、ローザの義理の弟。ローザに対して好意を抱いている。

フィオナ:エイドリアンの妹で、ローザの義理の妹。ローザを慕っている。

ルイス:エイドリアンの弟で、ローザの義理の弟。ローザに対して興味を持っている。

クラウス:エイドリアンの弟で、ローザの義理の弟。ローザに対して敬意を払っている。

まとめ

「華麗に離縁してみせますわ!」は次から次へローザへ難題が降りかかりますが、その明るさを持ってわが道を突き進みます。そして次第にローザとエイドリアンの距離が縮まって行く過程も描かれています。

時には笑いアリで、コミカライズも面白い作品となっています。

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