戦慄のホラー漫画「カラダ探し」のあらすじ、ネタバレ感想

「カラダ探し」は原作はウェルザードによる日本のホラー小説で、村瀬克俊により漫画版が2014年から2019年までウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』(集英社)にて配信されました。

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読んだ人は戦慄!?漫画「カラダ探し」のあらすじ

ある日、主人公明日香は、友人の遥から「私のカラダ探して」と告げられる。同じクラスの理恵や留美子など他友人たちも遥から同じことを告げられたという。
県立逢魔高校にはある怪談が語られていた。

「赤い人」は放課後の校舎に現れる。「赤い人」は一人になった生徒の前に現れる。「赤い人」を見たものは校門を出るまで決して振り返ってはならない。振り返った者は体を八つ裂きにされて校舎に隠される。

そんなのただ噂話だろ。誰も遥からの言葉を真に受けなかったが、明日香は遥について違和感を感じていた。

深夜0時になった瞬間、明日香は夜の学校に強制的に転送されます。そこには遥から「私のカラダ探して」と告げられた友人たちも同じく転送されていました。そして、恐る恐る学校の中に入っていった明日香たちを待ち受けていたのは……血まみれの少女の姿をした「赤い人」だったのです

「カラダ探し」は夜の学校で繰り広げられる「カラダ探し」というデスゲームに立ち向かう主人公明日香たちの物語で、「第一夜」「第二野」「第三野」「最終夜」の4つの章に分かれています。

デスゲーム「カラダ探し」って?ルールがある?

突如として明日香たちが巻き込まれた「カラダ探し」は、単純に襲ってくる赤い人を倒せば良いわけではありませんでした。 「カラダ探し」にはある特調ががあります。

  • 「赤い人」は血まみれの少女の姿をしている。
  • 「赤い人」は問答無用で襲ってくる。
  • 「赤い人」は圧倒的な攻撃力があるため、生身で挑んでも勝てない
  • 「赤い人」を見た者は振り返ってはいけない
  • 「赤い人」に捕まっても赤い人が歌を歌い終わるまでは殺されない
  • 「赤い人」に殺されても翌日何事も無かったように同じ日が始まる(ループしている)。記憶は引き継ぐ。その際体はバラバラにされて殺されたとしても直っている(あざは出来た状態)
  • その名のとおり、「頭」「左腕」「右腕」「左胸」「右胸」「胴体」「左足」「右足」を校内から見つけ出し、指定の棺桶に入れなければならない。
  • 棺桶に一度入れたカラダは、主人公たちが全滅してもリセットされない
  • カラダを見つけ出すとゲームクリアとなり、バラバラとなっていた者は甦るが、替わりに棺桶に入る者を選ばなければならない(次のゲームの生贄となる)
  • ゲームクリアした際に死んでいた者は記憶を失った状態で甦る。

特筆すべきは「赤い人」を倒すことはできない点で、逃げながらも「カラダ」を集め全て棺桶に入れなければならない点です。棺桶に一度入れたカラダはリセットされないため、明日香たちは自分たちの命と引き換えてもカラダを棺桶に入れようとします。
ゲームをクリアしたとしても、替わりに棺桶に入る者を選ばなければならないため、ゲームに参加した者は解放されても悲劇は繰り返されてしまいます。

赤い人が怖すぎる

主人公たちをひたすら追いかけてくる「赤い人」。子供の姿をしていますが、 こちらの物理攻撃は基本的に効きません。出会ったら最期

だからこそ 主人公明日香達は如何にして 「赤い人」 を避けつつ「カラダ」を集めて棺桶に入れるか、試行錯誤しつつ何度も「カラダ探し」に挑戦します。

「カラダ探し」 により赤い人に殺されても死ぬことは無く一日がリセットされてしまいます。だからこそ何度も死を経験しなければならないは地獄ですよね。主人公たちは、「命を懸ける戦い」を更に超えた呪いのようなゲームに立ち向かわなければなりません。

赤い人は倒すことができない絶対の敵です。そこが 「カラダ探し」の面白い点でもあります。傑作ホラーには必ずいますよね、倒せない「絶対の敵」が・・・。

[st-kaiwa4]明日香たちがかわいそう・・・。赤い人って一体なんなの!?[/st-kaiwa4]

[st-kaiwa3 r]ストーリーの真相は本編を買って見てくれよな![/st-kaiwa3]

悲しいバックグラウンドストーリー

「カラダ探し」 はグロシーンの多いホラー漫画ですが…… 美子や美紀は悲しい事件の被害者でした。本作はホラー漫画で、ひたすらグロシーンが続きますが、同時にストーリーが進むにつれて真相が明らかにされていくミステリー要素も面白いです

美子や美紀は恐ろしい化け物として描かれる一方、ふとした瞬間、人間だったころの純粋なかわいい姿を見せたりして、途中からは美子や美紀を救ってほしい、と感情移入さえするようになるほどでした。ホラー要素以外でも見ごたえのある作品と思います。

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