『ダンジョン飯』狂乱の魔術師シスルは死亡する?デルガルとの関係や過去や最後について

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『ダンジョン飯』狂乱の魔術師シスルとは

『ダンジョン飯』において最大のキーマンとなる”狂乱の魔術師”シスル。謎に包まれた彼の過去と運命についてネタバレありで迫ります。

1000歳を超えるエルフの魔術師

『ダンジョン飯』に登場する「狂乱の魔術師」シスルは、実は1000歳を超える長寿のエルフの男性です。彼の外見は幼く見えますが、その内面の複雑さは表情の変化に現れています。

無表情から歪んだ怒りの表情が多い一方で、大切な人の前では稀に無邪気な笑みを浮かべるなど、クールに見えてその表情は豊かですね。

シスルの声優は小林ゆう

シスルの声を担当するのは、ハスキーで中性的な声質が特徴の声優・小林ゆうさんです。

小林さんは、これまで『進撃の巨人』のサシャ役や『イナズマイレブンGO』の霧野蘭丸役など、印象的なキャラクターを演じてきた実力派です。

シスル役でも、その特徴的な声質が彼の複雑な性格と内面を丁寧に表現し、キャラクターの魅力を一層引き立てています。

純真さから狂気へと変貌していく

原作のネタバレを含みます

シスルはもともと仲間思いの純粋な心を持っていましたが、長い年月の中で徐々に狂気に陥っていきました。冷酷で横暴な一面が出てきた一方で、その本質には深い愛情と友情が根付いています。

時折見せる無邪気な笑顔は、かつての純真さを感じさせる重要な要素となっています。この性格の変化は、『ダンジョン飯』のストーリーに大きな影響を及ぼしています。

『ダンジョン飯』シスルの変貌 道化師から「狂乱の魔術師」へ

デルガルとの出会いが運命を変える

シスルは当初、黄金の国の王デルガルの父に雇われていた道化師でした。
若き日のデルガルとの出会いが、シスルの人生を大きく変えることになります。デルガルとの友情を深めながら、魔術の才能を開花させ、やがて宮廷魔術師の地位に就くことになりました。

デルガルの父王が亡くなり、デルガルが新たな王として即位すると、シスルは彼に仕えることを強く望みました。デルガルの支配下で磨いた魔術を駆使し、黄金の国を守るために尽力しました。シスルは国や王を愛する純粋な国民でした。

しかし、国が天災や戦争に見舞われる中、シスルはデルガルの願いを叶えるために、翼獅子という存在と契約を結び、膨大な魔力を手に入れました。これがシスルの狂気への第一歩となる出来事でした。

シスルはデルガルの指示に従い、迷宮の主となって国全体を地下に封じ込めました。この一連の出来事が彼を完全に変貌させ、「狂乱の魔術師」としての地位を固めることになります。

住人たちに不治の呪いをかける

デルガルの命令により、シスルは住人たちを永遠に生きる存在とするため、「不治の呪い」をかけました。

これによって彼らは死ぬことなく、しかし病に苦しむこともない不自然な永遠を生きることとなりました。

『ダンジョン飯』シスル「狂乱の魔術師」として操る禁断の魔術

時空間と魂を操る古代の禁断の術

シスルは黒魔術の使い手として知られ、時空間や魂に影響を与える古代の禁断の術を操ることができます。その力によって迷宮全体に呪いをかけ、魔物を生み出す、まさに「狂乱の魔術師」と呼ばれるに相応しい破壊力を持っています。

幼少期から魔術の才能を持つシスルは、デルガルの指導のもとで数多くの術を身につけ、その力を使って多くの困難から国を守ってきました。彼の行動は、ただただ国民のためを思ってのことなのです。

しかし、その方向性に問題があります。「永遠の命」が必ずしも幸せなことではないことに気づいていませんでした。そして、その想いは翼獅子という悪魔に利用されてしまうきっかけとなります。

『ダンジョン飯』シスルの「死亡」についての真実

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シスルは死亡したのか?

シスルは「狂乱の魔術師」として知られ、その死亡については多くの憶測が流れました彼は翼獅子によって「欲望」を食われ、一時的に抜け殻のような状態になりました。

しかし、彼の最終的な運命は死ではなく、抜け殻の状態から一時的に意識を取り戻すシーンが描かれています。これにより、彼が完全に死亡したわけではないことがわかります。

「死亡」説の根源

シスルの「死亡」説の根本的な原因は、彼が翼獅子との戦いで欲望を食われたことにあります。この出来事は彼を生きる意欲を失わせ、外界から見れば事実上の死と同じ状態に見えたため、死亡説が広まりました。これはミスルンも同じ状態で、所謂抜け殻のようになってしまいます。

欲望を失った後のシスル

欲望を食われた後のシスルは、生存はしていますが、欲望や気力が失われてしまいます。

それでも最終巻では、地上に出られた王様の姿をしたヤアドと再開し、最後にどこか安堵した表情を見せました。

『ダンジョン飯』シスルのファンからの評価/感想

無邪気な魅力と狂気の混在が人気

シスルは、その独特のキャラクター設定で多くのファンから高い評価を受けています。特に、無邪気な笑顔と純粋さ、しかし時折見せる狂気の混在が魅力的だと評されています。この矛盾した性格こそが、シスルの人気の源泉となっているのです。

1000歳を超えるエルフの男性という設定ながら、声優の小林ゆうさんによる中性的な演技が、シスルの複雑な内面を丁寧に表現しています。ルックスも一見女の子のようなビジュアルをしており、ファンの心を惹きつけているのは確かです。

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