『ラグナクリムゾン』アルテマティアは最後死亡した!?その正体やウォルテカムイとの関係を考察

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ラグナクリムゾンのアルテマティアとは?

ラグナクリムゾンの作品情報

本編のネタバレを含みます。

『ラグナクリムゾン』は、2017年から連載が開始された小林大樹による漫画作品です。2024年1月時点でコミックは13巻まで刊行されており、狩竜人として生きる主人公・ラグナが、レオを守るために戦う物語が描かれています。

ラグナは竜を狩って報酬を受け取る「狩竜人」で、相棒のレオと共に生きていましたが、上位竜との遭遇によりレオが死亡!?ラグナは全ての竜を滅ぼすことを決意します。この物語は、人間と竜の戦いを描いたアクションファンタジーであり、アニメ化されるほどの人気を博しています。

アルテマティアのプロフィール

アルテマティアは、『ラグナクリムゾン』に登場する翼の血族「第一位階」のキャラクターで、「天翼竜」とも呼ばれます。

人間形態では白いドレスを身に着け、天使のような風貌をしており、慈愛に満ちた姿が特徴です。しかし、彼女は神の命令を受けたと勝手に思い込み、翼の血族を率いてレーゼの侵攻を開始。

その美しい外見とは裏腹に、残忍で狂気的な一面を持ち、人間を虐殺する二面性を見せます。

アルテマティアの声優:上田麗奈

アルテマティアの声を演じるのは、声優の上田麗奈です。富山県出身で、2012年から声優活動を行っており、学生時代は演劇部に所属。

81プロデュースのオーディションで準グランプリを受賞し、声優デビューを果たしました。2015年には新人女優賞を受賞し、『わたしの幸せな結婚』『チェンソーマン』『鬼滅の刃』など、数多くの作品でキャラクターの声を演じています。

翼の血族の血主として

アルテマティアは、翼の血族の中でも特に高位に位置する「血主」としての役割を担っています。彼女は翼の血族の中心人物であり、その行動一つ一つが血族の運命を左右するほどの影響力を持っています。

アルテマティアの指導のもと、翼の血族はレーゼ王国への侵攻を行い、その過程で彼女は竜の神の啓示に従って行動しているとされます。

この啓示に基づく行動は、時には残酷な決断をもいとわないものであり、アルテマティア自身も「神がおっしゃいましたので」という理由で、その決断を実行に移しています。

時操魔法の能力とその影響

アルテマティアが持つ最大の特徴は、時操魔法を操る能力です。この魔法により、時間を停止させたり、巻き戻したりすることが可能というチート的な魔法です。

時操魔法は、戦闘においても非常に強力な武器となり、アルテマティアは自身に致命傷を負わせた攻撃であっても、時間を巻き戻すことでその影響を無効化することができます。

この能力により、彼女はほぼ無敵の存在とも言えるほどの強さを誇っていますが、その一方で、彼女の死をもたらす運命的な出来事にも繋がっていきます。

アルテマティアが登場する背景と物語の位置づけ

『ラグナクリムゾン』におけるアルテマティアの登場背景は、彼女が翼の血族の血主としてレーゼ王国に現れることから始まります。

彼女の登場は、物語における重要な転換点となり、主人公ラグナとの運命的な出会いへと繋がっていきます。アルテマティアは、その美しい外見とは裏腹に、狂気的な一面を持ち合わせており、彼女の行動は物語全体に大きな影響を与えます。

また、アルテマティアの死は、物語の中で重要なテーマの一つである「犠牲と復讐」を象徴する出来事として、ラグナのさらなる成長と決意を促すきっかけとなります。

アルテマティアの正体は元聖女カルラ?

「製造番号19835番」という謎

アルテマティアの正体は、元聖女カルラであり、彼女は「製造番号19835番」として知られていました。カルラは太陽神教の滅竜導士で、「時の聖女」としても知られています。

彼女は過去に第17前線基地で兵士の治療を行っており、その優しい性格から聖女の名が相応しいとされていました。しかし、彼女が狂気的な考えを持つきっかけとなった出来事があり、それが彼女をアルテマティアとしての道へと導きました。

血主になった経緯とその謎

アルテマティアが血主になった経緯ですが、第55話で、製造番号19835番として製造された彼女は、優秀な個体だったため、彼女はコピーされ、そのコピーの育成を彼女が任されました。

結果として、コピーたちは死亡し、カルラ全体が狂ったという描写が描かれています。
神に対して絶望する彼女の元へ、彼女の姿をした謎の存在が舞い降ります。
「私は未だ存在しない、いずれ生まれてモノ」と呟く彼女は、竜の神を名乗ります。

そしてアルテマティアは、自分たちカルマや雷の獣ウォルテカムイを救ってくれることをお願いします。
すると竜の神から「神の翼 アルテマティア」という名を授かりました。これがアルテマティアが血主になった経緯です。

アルテマティアの過去やウォルテカムイとの関係

ウォルテカムイとは

ウォルテカムイは、翼の血族、第二位階の雷爪竜として知られています。彼は他の上位竜、さらには血主であるアルテマティアをも凌ぐ戦闘力を持つ血族最強の男とされています。

アルテマティアとウォルテカムイの関係は、彼女が翼の血族の血主としての立場でありながら、ウォルテカムイに対しては辛辣な態度を取る一方で、彼との間には特別な絆が存在していました。

ウォルテカムイはアルテマティアに対して砕けた態度で接し、彼女の死後も彼女を思い続けることで、彼女の存在が翼の血族内でいかに特別であったかを示しています。

ウォルテカムイはなぜ翼の血族になった?

この二人はまだ翼の血族になる前から繋がりがりました。元聖女カルラだった頃にまだ少年だった
ウォルテカムイの命を救いました。

ウォルテカムイはこのことを「貸し」と呼んでいます。


後に元聖女カルラは、血主となり、ウォルテカムイを翼の血族として迎い入れたと推測されます。ウォルテカムイにとってもアルテマティアは特別な存在でいつか貸しを返したいと考えていたでしょう。

アルテマティアの死亡とその結末

『ラグナクリムゾン』の物語において、アルテマティアの死亡は深い悲劇として描かれ、物語全体に大きな影響を与える重要な転換点となります。

彼女の最後は、翼の血族の血主としての役割、神への盲目的な信仰、そして最終的には孤独な死を迎えることによって、彼女の複雑な内面と『ラグナクリムゾン』の世界の残酷さを浮き彫りにします。

アルテマティアの死亡シーン詳細

11巻55話での致命傷とその原因

アルテマティアの死亡シーンは、漫画『ラグナクリムゾン』の11巻55話で描かれます。

このシーンでは、彼女が銀装兵団の一員であるへゼラによって放たれた銀の銃弾を受け、致命傷を負います。

アルテマティアはその時、使えなくなっていた時間を操る「時操魔法」を再び使うことに成功します。しかし、以前のように完全に時を止めることはできませんでした。銀の銃弾は最終的には彼女を倒すことに成功します。

太陽光での最後の瞬間

致命傷を負ったアルテマティアは、意識を取り戻した後、太陽光に晒されます。竜の弱点である太陽光を浴びた彼女は、日陰を求めて彷徨いますが、最終的には見つけることができず、太陽光によって肉体が発火し、その場で死亡します。

アルテマティアの死亡による影響

彼女とウォルテカムイの死によって、力のバランスが変化することは間違いありません。


ここまで「血主」として最大の敵として描かれていたアルテマティアの死は、ラグナクリムゾンにおいて、ストーリー的にも一区切りとなります。

そして彼女が言っていた「竜の神」とは存在するのでしょうか。彼女より上の階層の敵がいるか、もしくは翼の血族以外の血族が敵として登場してくるでしょう。

アルテマティアの復活の可能性

死亡したアルテマティアの復活を考察

彼女の死体が最終的にどうなったのかについては明確に描写されておらず、彼女の肉体や魂が何らかの形で保持されている可能性が残されています。

物語の進行において、これらの要素がどのように絡み合ってアルテマティアの復活につながるのかは、読者にとって大きな関心事となっています。

アルテマティアに関する感想

アルテマティアの魅力とファンの声

アルテマティアは、その外見の可愛らしさと、時に見せる無邪気な振る舞いで多くのファンを魅了しています。彼女は天使のような風貌を持ち、白いドレスを身に纏うことで、その美しさが際立っています。しかし、彼女の行動は竜の神への狂信的な忠誠心に基づいており、そのギャップが彼女の魅力を一層引き立てています。

チートとも言える能力についての評価

アルテマティアの持つ「時操魔法」は、時間を操るという圧倒的な能力で、物語の中で彼女を非常に強力な存在にしています。この能力により、彼女は敵の攻撃を無効化したり、致命傷を負っても時間を巻き戻して回復することができます。ファンの中には、この能力を「チート」と評価する声もあり、彼女の戦闘シーンが特に期待される理由の一つとなっています。

復活に対するファンの期待とその理由

アルテマティアの死後、彼女の復活を望むファンの声が多く上がっています。その理由は、彼女のキャラクターに対する愛着や、彼女の能力による物語への影響が大きいからです。アルテマティアの物語がまだ完結していないと感じるファンも多く、彼女の復活が新たな展開を生み出すことへの期待が高まっています。

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