『ラグナクリムゾン』 爪牙の王ギルゼアは最強の絶殺系女子!? まとめ

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『ラグナクリムゾン』 爪牙の王とは

『ラグナクリムゾン』とは

『ラグナクリムゾン』は、小林大樹氏による日本の漫画作品で、「月刊ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス)にて、2017年4月号より連載されています。この物語は、人を食らう竜が蔓延る世界を舞台に、銀剣を振るい、竜を狩る「狩竜人」たちの戦いを描いています。

『ラグナクリムゾン』 爪牙の王ギルゼアとは

爪牙の王ギルゼアは、竜の六血族の一つ、爪牙の血族の竜王にして『殺尽竜』と呼ばれる存在です。

しかし、その姿は人間の少女です。黒ずくめの姿をしており、爪牙の刻印が刻まれたチャイナドレスに似た衣服を着用し、その上から黒のコートを羽織っています。

彼女は、自らの手を手錠で封じ、周囲には白黒一対の剣が浮遊しています。ギルゼアは、他の血族や人間の中から気に入った者に己の武を教え、満足するレベルに達した者にのみ、自身の持つ世界最強の魔剣『六爪対牙』の内いずれかを授けています。

最強の絶殺系女子!?

ギルゼアは、自らを『絶殺系女子』と呼んでいます。コミカルな一面もありますが、彼女の力は強大すぎるあまり、目にしただけで弱い命を容易く奪ってしまうほど。

彼女が弟子にするか否かの判別手段として利用しているのは、彼女の存在を見て潰れないこと。本編中最強クラスの力がありつつユニークな一面がギャップがあって、強烈な印象を残しています。

第11巻では、あのウォルテカムイを簡単に倒してしまいます。カムイ曰く「斬撃の過程」をいじれるとのこと。因果を操るというかなりやばい実力を持っていることがわかります。

『ラグナクリムゾン』爪牙とは

「爪牙」は6つある竜の血族の中でも特に強大な力を持つ存在です。血主が殺尽竜ギルゼアです。

しかし、「爪牙」は竜と人間の戦いに加わるというよりも、世界の均衡を保つための少し特殊な血族のようです。

六爪対牙を所有する者たち

六爪対牙は、爪牙の王が所有する世界最強と謳われる六つの魔剣のことです。これらの魔剣は、爪牙の王が自らの弟子と認めた者にのみ授けられるとされています。

弟子たちは、爪牙の王から厳しい試練と指導を受け、その過程で六爪対牙の一つを手にする権利を得ます。これらの魔剣を手にした者は、爪牙の血族として竜と人間の間で特別な地位を占めることになります。

竜の神・竜王の正体

竜の神についてはあまり情報は明かされていません。まずクリムゾンは過去に翼の血族の初代血主で、竜王でした。クリムゾンは未来で、ラグナと共闘して竜と戦います。しかしクリムゾンは竜王としての力は封印されているようです。

竜の神は、現在に翼の血族の血主となったアルテマティアが、血主となる際に現れました。ただしその際はアルテマティア自身の姿をしており、まだこの世界には顕在していないということでした。

そのため、竜の神はまだまだ謎に包まれた存在ですが、今後どこかのタイミングで顕在し、クリムゾンたちと対立していくと予想します。

爪牙と竜の神の関係

爪牙と竜の神の間には深い関係があります。爪牙の王は竜の神の直系の血族であり、その力は竜の神から授けられたものです。爪牙の王は、竜の神の意志を受け、竜と人間の世界における秩序の維持者としての役割を果たしています。

そのため、爪牙の王とその弟子たちは、竜の神の力を象徴する六爪対牙を用いて、世界の均衡を保つために戦います。

他の血族一覧とその特徴

『ラグナクリムゾン』の世界には、爪牙の血族以外にも様々な竜の血族が存在します。

咆哮の血族:

血主:言実竜バグラム
特徴:アルテマティアと同様に代替わりした二代目成者を持つ。ゲヘナにおいて長年神教と戦い続けている。

骨の血族:

血主:不滅竜バンコ
特徴:ゲヘナを越えた先の大陸南東の海中に封印されており、成者は存在しない。王自らの手により壊滅したが、最強最古の第二位階機竜グレストノウァクは未だ健在。

眼の血族:

血主:盲目竜シグマリオ
特徴:百年以上前に太陽神教との戦いに敗れ、王以外の成者は全滅。現在の勢力は不明。

鱗の血族:

血主:月鱗竜コウ・テンラン
特徴:極東の島国ジャパンに巣食う全血族最大勢力。大聖伐とはこの血族を滅ぼすための東方遠征を指す。

爪牙の血族:

血主:殺尽竜ギルゼア
特徴:人側にも竜側にも存在し、爪牙の王自身は人と竜との戦いにあまり関与してこない。

翼の血族 :

血主:「天翼竜」アルテマティア
特徴:レーゼ王国内にいる竜の血族。神の命令によりレーゼ滅亡を試みる。

『ラグナクリムゾン』ギルゼアと他キャラクターの関係性

ウォルテカムイ

ウォルテカムイは、翼の血族第二位階でありながら『六爪対牙』の一本を持ちますが、爪牙の血族として認められたわけではありません。

彼は人間時代に爪牙の血族の一人を殺害し、その『爪』を奪取。そんなカムイとギルゼアは一戦を交え、カムイが先に攻撃を仕掛けるもギルゼアに斬られ、無傷のギルゼアに対しカムイは完全敗北します。しかしギルゼアはカムイを爪牙の血族とは別の存在として認め、「爪」の使用を許可し、彼にさらなる高みを目指すよう助言しました。

ラグナ

ラグナとギルゼアの関係は、物語が進むにつれて徐々に明らかになります。ラグナはギルゼアの強さに圧倒されつつも、彼女から学ぶことで自身の力を高めようとします。ギルゼアはラグナの潜在能力に興味を持ち、彼を試すような形で接触してきます。

レオニカ、サイクス

レオニカとサイクスは、なんとギルゼアに弟子入します。ギルゼアの前では普通の人間を意識を保つことができず、絶対的な恐怖心を刷り込まれます。

それでも意識をなんとか保ち、弟子入りを志願した二人を見てギルゼアは喜びました。ギルゼアに弟子入りしたことにより、二人は飛躍的に成長する可能性があります。

そして、いずれラグナとの再開を果たすときが来るかもしれません。

ネビュリム

ネビュリムは、は元々翼の血族の上位竜であり、ギルゼアとは異なる立場にありましたが、翼の血主アルテマティアが死亡した後、ギルゼアの弟子となることで新たな道を歩むことになります。

本編ではその潜在能力は翼の血族の中でも非常に高いようでした。今後、竜でありながらラグナと敵対するのか、レオ達とともに味方になるのか、気になるところです。

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