クリムゾンの正体とは?
クリムゾンの初登場エピソード
クリムゾンの初登場は第2話で、メルグブデのメイド「エリザ・ヨークシア」として登場します。
ラグナはエリザがクリムゾンであることに気が付きます。すっとぼけるエリザでしたが、結局付いてくるラグナの実力に興味を持ち、利用することを考えます。
クリムゾンの真の姿
クリムゾンの正体は、「翼の血族」元血主で、「竜の神」に反逆した元竜王です。つまりアルテマティアは2代目の血主ということになります。
クリムゾンの真の姿として、ストーリー序盤、ラグナとの遭遇時に王冠をつけたクリムゾンの姿が確認できます。しかし、現在の世界ではこの竜王としての力は失っています。ちなみにアルテマティアも最終的に竜の姿を見せました。そのことから、クリムゾンも本来の姿は竜の姿にあると推測されますが、まだ本編でその姿を現したことはありません。
正体を隠す理由とは
クリムゾンは非常に用心深い性格をしています。ラグナと遭遇した際も簡単には信用せず、正体を明かしませんでした。また、もともとクリムゾンは竜の神に逆らった大罪人でもあります。そのため竜の血族から正体を隠すのも当たり前なのかもしれません。
クリムゾンの性別
クリムゾンは、ぱっと見女性に見えますが、性別は不明です。
エリザとして初登場市た際は、ラグナから「男性」という設定だとも言われました。
そもそも、クリムゾンの姿は真の姿ではないと思われるため、性別を含め姿は自由に変えられるのではないでしょうか。
クリムゾンの力と強さ
クリムゾンは不死身!? 異空間に心臓を保管
クリムゾンは誰にもたどり着けない異空間を基地のように利用しています。
そこには数々の武器や、なにより自身の心臓を格納していました。つまり絶対に不可侵という自信があるということでしょう。
ちなみに心臓を異空間に格納しているため、クリムゾンは不死身です。怪我をした際、自信の頭を撃ち抜いて、直ぐに新しい体に乗り換えるシーンも。
最強ランキングでの位置
クリムゾンはかつて、「翼の血族の竜王」でした。この時点で作中でもトップクラスの力があるといえますが、さらにその上位の存在である竜の神を殺そうとしました。クリムゾンほどの策士ですから、神にすら勝算があったということではないでしょうか。
現在は竜王としての力は失っているようですが、全盛期はおそらく強さランキングで、竜の神が一位だとすると2位といえるかもしれません。
クリムゾンの強さを示すエピソード
魔力は最高クラスのクリムゾンですが、作中ではどちらかというと「策士」としての活躍が目立ちます。
ラグナを利用して銀の武器を生成する
作中では、ラグナの銀気闘法を活用し、銃弾に銀気を込めたり、剣や鎧を量産し、人間たちに装備させるなど策士としての能力も垣間見せます。まさに竜王時代の片鱗を見せます。
最小戦力で風獄竜ディザス・トロワを倒す
翼の竜の第三位階で風獄竜と呼ばれるディザス・トロワ。
第三位階ということでかなりの強敵ですが、クリムゾンは銀気を込めた銃弾で2流の狩人たちを強化し、最終的に太陽光の下にディザス・トロワをあぶり出し倒しました。
まさに策士としての恐ろしさを垣間見せたシーンでした。
クリムゾンと他の登場キャラクターとの関係
下僕たちとの関係性
悪いスライム
悪いスライムは、クリムゾンが作り出したスライムで、ラグナには「スライム先輩」と呼ばれています。口癖は「ぷるるるる」、「〜でしゅ」で、衝撃を受けると都合の悪い記憶を忘れます。竜を匂いで嗅ぎ分け、捕食する能力を持ち、その体は竜にとって有害です。幼い男児のような姿をしており、変幻自在に形を変えることができます。
ゴーレム
ゴーレムは、クリムゾンが作り出した機械人形で、自身のボディを目的に応じて変更できます。未来では若い男性の姿をしており、当初はレーゼ軍中将「バルト・ロワン」として活動していました。偵察用ドローンや狙撃銃に変形する能力を持ち、理知的だが軽薄な面もあります。
ゴーレム戦闘体
ゴーレム用のボディの一つで、両腕の先端がガトリング砲になっており、銀弾を高速で連射することが可能です。
キメラ
キメラは、クリムゾンが作り出した合成獣で、耳が4つある猫娘や大型ネコ科の動物に変身できます。数字に弱く、ゴーレムとは仲が悪いです。影移動という技術を使い、建物の床や柱を経由して複数人を転送することができます。
ヘビ
キメラの尾にある異なる人格を持つ存在で、キメラにとって友達のような存在です。キメラに助言を行い、クリムゾンが翼の王であった時の血族の一員でした。
クリムゾンはラスボスになる!?
竜を滅ぼすという目的のため、ラグナと共闘に至るクリムゾン。
しかし、竜の神を倒した暁に、最終的に最後の竜となるのがクリムゾンです。
ラグナはその時クリムゾンと戦うのでしょうか。
クリムゾンは今ではすっかり仲間として旅をしていますのでそれは想像がつきませんが、ラストどうなるのか楽しみですね。
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