『ダンジョン飯』ライオスはサイコパス!?狂人で頭がおかしいと言われる理由 シーンを紹介

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『ダンジョン飯』ライオスはサイコパス!?狂人で頭がおかしい?

九井諒子による人気ハイファンタジー漫画『ダンジョン飯』。古典的なファンタジーの世界観に、ユニークなグルメ要素を組み合わせたこの作品は、読者の間で人気を集めています。その中でも注目の主人公ライオス・トーデンですが、独特な性格と行動に反響があります。彼は、優秀な剣士であると同時に、変人レベルの”魔物マニア”でした。

ライオスは26歳のトールマン(人間)で、ダンジョン攻略パーティのリーダーを務めています。幼い頃から魔物に対する異常な興味を持ち続けてきた彼は、その知識と技術を生かし、パーティを数多くの危機から救い出してきました。しかし、同時にその独特な嗜好も、周囲から”狂人”や”頭がおかしい”と評されることになっています。

異常なまでの魔物愛

『ダンジョン飯』の中では、ライオスがリーダーとしてパーティを導きつつ、美味しく魔物を調理して食する様子が描かれます。彼の魔物に対する知識と愛情は非常に深く、それが時に彼らを危機から救うこともあります。しかし、この異常とも言える魔物への愛着が、周囲から彼を”狂人”扱いする要因にもなっているのです。

魔物が好きすぎて食べたくなった!?

例えば、ライオスはダンジョン探索中の食料調達のために魔物を食べるのですが、そこには単なる生存のための行為以上の理由が隠されています。彼は「そのうち味も知りたくなった」と述べるほど、魔物を食することに対する強い関心を持っているのです。

『ダンジョン飯』ライオスが最高にサイコパスなシーンを紹介

ここでは本編中でのライオスがサイコパスなシーンを紹介します。

本編のネタバレを含みます

第2話

マルシルがシャドーテールに捕食されかけたとき、シャドーテールの締め付け具合がどうだったかマルシルに聞くライオス。死にかけたマルシルに対して「すごく気持ちがいいいとおもうんだけど」と詰め寄るライオスがサイコパスなシーン。マルシルの目が点になった顔が印象的。まだライオスがどういう人物なのか読者もわかっていない序盤で、ライオスのヤバさが少し垣間見えたシーンだった。

第11話 

亡霊たちに襲われるライオス。もしファリンがいれば簡単に無力化してくれると悔いるが…。結果としてセンシが聖水を振り回し亡霊を物理的に退治して、聖水に付いた霜のおかげで、「除霊ソルベ」を食べることができたのだが…ライオスは笑顔で「ファリンがいたら今頃こんなおいしい物はたべられなかっただろうな」と発言してしまう。大事な妹が危うい状態で今発言はやはりサイコパス?パーティーメンバーからもドン引きされてしまうライオスだった。

第16話

巨大なイカのような魔物を倒したライオスたち。ライオスはイカやタコを食べたことが無かった。試しにイカの魔物の吸盤を生で齧ってしまう。そこまでならまだマシだが、なんとイカに寄生していた寄生虫も、「料理すれば食べられるな」と発言。結局蒲焼にして食べてしまった。しかし実は生でも少し齧ってみたようだ。ライオスの魔物食に対する熱意は尋常ではない。

第37話

このシーンが一番ヤバいかもしれない。妹のファリンを蘇生した後、ファリンがどこかに行ってしまった。そして再びライオスの前に現れたファリンはなんと上半身を残してキメラになってしまっていた。通常であれば読者にとってもかなりの衝撃的なシーンとなるのだが……魔物が好きなライオスは「すごくかっこいい……」と感動してしまう。ある意味ライオスが絶望してしまう展開よりはよかったかもしれないが、ダンジョン飯の中でも屈指のシーンで、ライオスのヤバさを再認識させられる瞬間だった。

第48話

グリフィンを倒すため、マルシルが使い魔を召喚。苦労して召喚したスカイフィッシュで見事グリフィンを倒した。マルシルはスカイフィッシュに愛着が湧き、抱きしめたりしていたが…次の瞬間ライオスはスカイフィッシュを食べるために、スカイフィッシュを包丁で一刀両断してしまった。涙目になるマルシルに対し、まだ必要だった?と聞くライオスがヤバい。

ここでは一部を紹介しましたが、他にもライオスがヤバいシーンは各話に散りばめられています。

『ダンジョン飯』ファリンもおかしい?

兄のライオスほどではありませんが、ファリンも少し変わっています。幼少期はいつも泥まみれになりながら、兄ライオスと野山を駆け回っていたので、兄の影響も大いに受けています。天然なところがあり、ライオスから魔物食は薦められると「食べたい食べたい!」と積極的。やはり兄弟ですね。兄やマルシルを助けるためなら他の犠牲も出してもいい、というサイコパス的な一面も一瞬垣間見えたシーンも……。

『ダンジョン飯』ライオスは変わっているけど妹想いのいい奴

サイコパスと言われるライオスですが、ファリンへの愛情は確かです。元々、ファリンを助けるために単独でダンジョンに再挑戦しようとしていたほど。失言なども決して悪意があるわけではないことは明白。人間的な愛情が無い、というわけではなく、「魔物」のことが絡むと見境が無くなってしまうのかもしれません。そんな尖った一面が、他の作品にはない、とても個性的な主人公にしていて、ダンジョン飯のユニークな一面といえます。

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