チェンソーマンの再登場でますます盛り上がるチェンソーマン2部。2週間ごしに公開された第102話を考察していきたい。
画像出典:チェンソーマン公式ツイッター
弱体化しているはずなのに強いチェンソーマン
メディアで活躍を報道されているチェンソーマン。このメディアって単にヒーローが活躍しているから取り上げているだけなんだろうか。一部のときはマキマが糸を引いていたような気がする。かなり弱体化しているはずが、ゴキブリの悪魔を簡単に倒してしまった。
Gの悪魔は出たら強そうだなと思っていたけど、グロそうなんで出てほしくないような気もしていた。
それにしても上位の悪魔は手が多い。闇の悪魔なんかは良い例だ。チェンソーマンも本来の力を取り戻した際は手が4本になっていたし、このGの悪魔も結構強めな設定だろう。ところでこのチェンソーマンはデンジなのだろうか。
ポチタ説
一部で心臓を独立させポチタとして武器の悪魔達やマキマと戦った。その際も既に弱体化している状態でかなりの強さを見せた(それでも全力時ほどではなかったが)。ただその際は腕が鎧状になっていてわかりやすかったが今回は違う。
そして「ネコもいたよ」という口調がデンジらしくない。ミスリードかもしれないが。
ナユタに操られている(支配されている)説
第98話でビルの上で3話の鳥が飛んでいるシーンがあった。ナユタがどこまで成長して、支配の悪魔として覚醒しているのか不明だが既に小動物を使って監視している可能性がある。このチェンソーマンもナユタが支配して操っている可能性も?
普通にデンジ説
人々の「チェンソーマン」に対する恐怖心がなくなってしまったけど、ひたすら悪魔を狩り続けているため、悪魔からは更に恐れられ、強さを保てているのかもしれない。高校生たちを助けずネコを助けたのもデンジならありえる…か。デンジはクズではあるが、一部でも子供を助けたりしているし人間を助けなかったのは違和感もある。ネコはチェンソーマンという作品の中ではなにかの象徴なのだろうか。
SAVE THE CAT
102話の題名にもなったセーブザキャット。どうやら有名な脚本術で『SAVE THE CAT の法則』という本があるらしい。
危機一髪のネコを助けたり子供にパンを与えたり観客に対して主人公への共感度を高める手法。確かにネコは助けたが人間を見殺しにしている……。チェンソーマンは”少年漫画の主人公像”をぶち壊してきた。そこが読者を惹きつけているが、皮肉だろうか。
“コケピーを殺したのを悔いているわけじゃない、コケピーを殺したことを皆に見られたことを悔いている”と囁くヨル。しかしアサはユウコの言葉を思い出す。結果はどうあれ自分の気持ちが間違ってなければ良いとアサも感じた。ヨルの囁きを振り切り、結果としてユウコを助けたことに。
ネコを助けて母を失ったアサ。ネコを助けるために簡単に6人を犠牲にしたチェンソーマン。同じSAVE THE CATでも、”大切な人を失ったアサ”と”人間に見向きもしなかったチェンソーマン”とは対象的だ。もしこのチェンソーマンがデンジなら、デンジとアサは対極といえる存在といえる。アサはまさに”少年漫画の主人公”なのだ。
だから今後の展開でデンジとアサがどのような関係になるのかとても気になる。敵となるのか、手を組むのか。そしてアサはヨルとも相容れない存在となるのでなないか。とはいえアサはヨルから”生かされている身”。圧倒的に弱い立場のアサはヨルに従うしかない。いずれにせよ今後の展開が楽しみだ。
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