「ウスズミの果て」とは?
4月14日に発売された岩宗治生による漫画作品「ウスズミの果て」1巻の重版が決定した。
とてもありがたいことに、ウスズミの果て1巻の重版が決まりました。
— 岩宗治生(ムー) (@Mu1357) May 3, 2023
5月中旬ごろから順次店頭に並ぶそうです。
画像は販促用に作ってくださったポスターです。
お店で見つけたら是非チェックしてみてください。 pic.twitter.com/QzTZray1N1
「ウスズミの果て」は、50年以上昔に突如と現れた”断罪者”の発生により人類の大半が死滅した世界を描く。断罪者が撒き散らす瘴気の中、一人の少女は歩き続けていた。まだ見ぬ生存者の発見と土地の浄化を任された調査員の少女”小夜”は、儚くも美しい廃墟の中をただただ歩き続ける。
新鋭・岩宗治生氏によって緻密に描かれた「ポスト・アポカリプス」を描いたストーリーは現在ハルタ(KADOKAWA)で連載中だ。
ウスズミの果て 第1話
— 岩宗治生(ムー) (@Mu1357) April 14, 2023
人類が滅亡した後のお話(1/8) pic.twitter.com/tL456RVi7j
断罪者の撒き散らした瘴気を吸ってしまった人間は奇病に侵されたちまちに死に至る。
絶望と孤独感に満ちたその世界で、主人公小夜と相棒の”クー”は生存者を探し続ける。その世界とは対照的な、小夜とクーのほのぼのとした日常も本作のみどころだ。
・世界観を演出する緻密に描かれた建築物たち
本日発売のハルタ102号に「ウスズミの果て」11話が掲載されています。
— 岩宗治生(ムー) (@Mu1357) March 15, 2023
どうぞよろしくお願いします。 pic.twitter.com/sSBwZaHIQJ
寂寥感に満ちたその世界観を演出するのは、ひたすらに緻密に描かれた建築物だろう。そのスケールの大きさと緻密さは原作者の”廃墟の美学”が感じられる。
小夜は荒廃した世界を探索中に、まるで人間のような感情を持ったAI達と出会う。今は亡きマスター達の命令を忠実に守り続けるそれらは、感情があるようでそれでもどこか人間とは違う。本作を読んでいると常に損失感が胸を締め付ける。”かつてそこにあった幸せ”。それは失って初めて気がつくのかもしれない。調査員の小夜はそれでも生存者を探し続ける。彼女を突き動かすのはただの「使命感」だけではないのかもしれない。果たして小夜は生存者を発見できるのだろうか。そしてその先には一体何が待ち受けているのだろうか。
美しくシックな装丁の第一巻
本作のイメージにピッタリな装丁は、川谷康久氏によって描かれた。
『ウスズミの果て』の装丁を担当して下さったのは川谷康久さん。川谷さんの「カバーイラストはモノクロでいきましょう」という言葉から始まり、著者・岩宗治生さんの線画が冴えわたる装丁に!
— ハルタ (@hartamanga) April 14, 2023
質感のある紙と粋な仕掛けで、隅々まで楽しい一冊です。
ぜひ手に取って下さいね。#ウスズミの果て https://t.co/UT6btkiC6Y pic.twitter.com/cbaGJ5Qqcf
漫画誌「haruta」とは
「haruta」とは、KADOKAWAが発行する月刊のマンガ雑誌です。2013年に創刊され、主にオリジナルの作品を中心に、様々なジャンルやテイストのマンガを掲載しております。また、「haruta」は、ハルタコミックスというレーベルで単行本を刊行することで知られており、「haruta」に掲載されている一部の作品につきましては、無料でComicWalkerというサイト上でお読みいただけます。
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