5月は、さまざまなジャンルの新刊マンガが発売されました。今回は、その中から注目作をピックアップして、あらすじや見どころを紹介します。恋愛、コメディ、ホラー、ファンタジーなど、読者の好みに合わせて選べる作品が揃っています。気になる作品があれば、ぜひチェックしてみてください。
PPPPPP （8）
『PPPPPP』第8巻では、音を追って教会に入る日野運が登場します。そこで音上ソラチカとの会話を通じて、学びの意欲が高まった彼は、ラッキーとついに対決することになります。この最終巻では、ピアノを巡る奇跡の物語がこれまで以上に盛り上がります。ラッキーの兄弟や日野運の役割も描かれ、物語は感動的な結末へと向かっていきます。
特に、ラッキーと楽音のピアノバトルはファンタジックで魅力的です。そして、ラッキーの母親をめぐる衝撃的な展開にも注目してください。全てがついに明らかになる、最高のフィナーレをお届けします。
サイハテ四重奏 （1）
「東のサイハテ」という漫画作品は、日本にやってきた天使たちが主人公で、悪魔たちによる音楽的支配から日本人を解放するため、本物のアイドルを目指します。描かれるストーリーは、天使たちの音楽バトルや日常生活を通じて、感動と笑いを届けます。
天使たちが成長していく過程や、悪魔たちのキャラクター設定が魅力的で、誰もが楽しめる作品となっています。 特に、サイハテ四重奏の音楽バトルは圧巻です。天使たちはキュートな歌声でファンタジー世界を表現し、悪魔たちはクールな演奏で魅了します。また、天使たちの日常生活も興味深く、天使たちの成長の様子を見届けることができます。この癒しの作品に、ぜひ注目してください。
ハイパーインフレーション （6）
物語において、ルークはレジャットによるハイパーノートの強奪に脅かされる過酷な局面に直面します。グレシャムやフラペコの支援を得て、何とか逃げ切りますが、ハルは所有者たちに襲われ、彼らの恐るべき目的が明らかになります。それは、ハルの体からハイパーノートを生み出す能力を持つ子どもを作ることでした。
ルークは、ハルを救うために“最後の商談”を挑みます。この駆け引きは、両者の思惑や駆け引きが交錯して、波乱を呼び起こします。果たして、ルークはレジャットを打ち破り、ハルを解放することができるのでしょうか？最後に、物語の結末が提示される姿を楽しみにしてください。
リバイアサン （3）
現在の時点から残りわずか6時間。閉鎖空間の中で、唯一の座席を獲得するために、手に血を染めながら互いに競い合う生徒たち。その中でも、イチノセはニカイドウと対峙し…。誰が生き残れるのか、そして真実が明らかになる。SFサバイバル物語の幕が降りる。
なお、イチノセが付けていた日誌とは別に、リバイアサン号内で保存されていた映像記録も見つかった。日誌の内容はイチノセの主観的視点で書かれたものなので、実際には真実と異なる可能性がある。生徒たちの生死を懸けた戦いがいよいよクライマックスに差し掛かる。イチノセは、ニカイドウとの最後の戦いに挑む…。ここに至るまでの謎とすべてが解き明かされ、SFサバイバル物語は見事な結末を迎える。
幼馴染のお姫様 （1）
相田駿介と巴ひなきは、幼稚園の頃から親友で、最近高校に入学したばかりです。彼らがいつも一緒にいるため、周りの人は彼らをカップルと勘違いすることがよくありますが、ひなきはそのような恋愛感情には気付いていませんでした。
しかしある日、駿介は清楚な美少女の小岩井聖花に出会います。聖花は駿介に一目惚れして、積極的にアプローチしてきますが、駿介は極度の人見知りで、戸惑っています。
一方、ひなきは聖花の存在を知り、駿介との関係に変化が訪れることを感じ始めます。駿介とひなきの友情と恋心の間で揺れ、そして聖花との三角関係が始まります。駿介は、ふたりの美少女の間でどう選択するのか迷います。彼の苦悩が物語を彩り、読者たちは彼について共感します。
空挺ドラゴンズ(15)
伝説の竜・テュポーンを巡る戦いは、意外な展開を迎えました。ジローの前に現れた父親の正体と過去が明らかにされます。幼少期のジローが一人で過ごした理由と、彼を置いていった父親の真意に迫ります。
一方、テュポーン戦で重傷を負ったギブスの治療が難航しています。彼を救うためには、竜から採取した新鮮な脳油が必要です。果たして、ミカたちは危険を冒して、再び空へ飛び立つことになります。
特別エピソードでは、ジローと父親の過去が描かれます。ジローが龍捕りになったきっかけや、父親との別れのシーンが収録されています。
薔薇守護者(1)
この異色童話において、聖女は騎士と共に、彼女が求めなかった永遠を手に入れることとなりました。しかし、その背後には様々な困難が待ち受けていました。聖女抹殺の命令を受けた王太子から、聖女を守るために奮闘する忠誠心ある騎士の物語です。
騎士のブールは聖女の憧れの存在であり、彼女によって自らの未来が変えられることを信じていました。しかし、時が経つにつれ、彼女の真の姿や力が明らかになります。聖女が新たな王位に就く頃には、彼女と騎士の間には重要な秘密が隠されています。
聖女と騎士の愛は、周囲の人々によって多くの困難に直面します。一方で2人はお互いに惹かれ合い、葛藤することになります。聖女と騎士は、自分たちの異なる立場や責務を超えて、真の愛を見つけようとするのです。
雨と君と(5)
雨の降る夏の日に、1人と1匹は偶然に出会いました。主人公と犬は、一緒に季節を感じ、おしゃべりをし、おいしいものを食べるなどして楽しい時間を過ごしました。そして1年が経ち、再び梅雨の季節が巡ってきました。
この物語は、タヌキなのに犬として振る舞う不思議な犬と主人公の、ほっこりとした日常を描いたものです。主人公は、お姉さんとの関係が進展しそうになったり、犬の友達ができたり、お祭りに行ったりと、楽しい時を過ごします。しかし、犬の正体や過去に関する謎が次第に明らかになり、主人公は犬との別れを覚悟することになります。
大蛇に嫁いだ娘 (4)
山の神たる大蛇に献上され、その妻となったミヨは、夫である大蛇の愛情に報いて、幸せな夫婦生活を送っていました。しかしながら、ミヨは病に倒れ、大蛇の子を妊娠していることが判明しました。双子の時太郎とイナを出産したミヨは、時太郎に大蛇の祖霊を受け継がせ、イナには人間と蛇という異なる特徴を併せ持たせました。
その結果、ミヨと大蛇との愛情はさらに深くなり、子供たちの成長を楽しみにしていました。この作品は、異種族の恋愛や家族の絆を描いたファンタジーであり、日常とファンタジーの両方を楽しめる素晴らしいバランスを持っていました。また、美しい絵と豊かな表情も特筆に値します。
アンタイトル・ブルー(3)
あかりは、ゴーストペインターとして、社会からの厳しい批判を受けていますが、私たちは彼女が本心を知り、再び会えることを切望しています。
松嶋上夷という著名な作家から、アシスタントとしての誘いを受けましたが、彼にはあかりの才能を利用するための裏の意図が隠されていました。
あかりは、松嶋の元で働く中でも、臣と再会することを望み続けましたが、彼はあかりの前から姿を消してしまいました。
彼女は、臣の兄である聖と父親である松嶋慎一郎との間に不安を感じていましたが、彼女は自分の才能を捨てることはありませんでした。
あかりと臣は、運命的な再会を果たしましたが、それは新たな試練の始まりでもありました。
本作は、日本画界を舞台に、才能、富、そして家族といったテーマを描いたラブ・サスペンス・ドラマです。
信長を殺した男〜日輪のデマルカシオン〜 （4）
豊臣秀吉は、16世紀末から17世紀初めにかけて日本を統一する偉業を達成しました。しかしこの偉業の裏には、悲惨な史実が隠れていました。聚楽第で発生した惨劇には、一体どのような背景があったのでしょうか？
秀吉が抱えた衝撃的な事実に迫ります。茶道の名人・千利休を切腹に追い込んだ真相が明かされます。そして、千利休の死に隠された謎を解き明かします。
ドキュメンタリーでは、豊臣時代の秀吉が、童画に影響を与えたエピソードを描きます。秀吉は、自分の感性を反映させた絵画を大切にしました。その中で、秀吉と絵師たちの間に起こったラブサスペンスドラマが繰り広げられます。
また、秀吉と伊達政宗の対決も描かれます。伊達政宗は、秀吉の天下統一に反抗しました。その中で、伊達政宗が秀吉に見せた謎のアイテムとは何だったのでしょうか？
デストロ016（3）
高橋慶太郎氏による「デストロ016 (3)」は、見事な美少女ガンアクション漫画として知られています。主人公の沙紀は女子高生でありながら殺し屋として生計を立て、仙崎瑠璃率いる秘密組織の下で働いています。しかしその秘密工作により、命を狙われることに。その命をかけられた任務で、沙紀は刺客たちを次々と撃破し、百舌という「止まり木」の殺し屋と激突することになります。
百舌が仙崎の知り合いであるベトナム人民海軍ファム大佐の暗殺指令を受けたことから、再び沙紀との戦いが繰り広げられます。沙紀と百舌は、対照的な性格でありながら、互いに敵愾心を燃やし、相手の命を狙っています。 「デストロ016 (3)」の見どころは、沙紀と百舌の迫真の銃撃戦と、美しくも力強いアクションシーンにあります。
百木田家の古書暮らし （3）
『古書の街・神保町』に住む三姉妹の中でも、百木田家の古書暮らし 3の見どころは、二実と梓沢の関係の変化にあります。画家普世久講の日記を探す二実と梓沢は、梓沢の人物像についても興味津々です。梓沢の本当の目的や彼の過去の謎を探るうちに、二実は彼に惹かれていきます。
しかし、梓沢自身は、なぜ日記を探しているのか、そして二実に対してなぜ素っ気なく接しているのか、彼女には理解できないままです。梓沢の心の内を知ろうとする一方で、二実自身も自分の気持ちをどう抑えてよいか分かりません。
百木田家に流れる古書と恋愛模様のドラマは、読者の心を鷲掴みにすることでしょう。果たして、二実と梓沢の関係はどのように変化していくのでしょうか？
ザーフィラ陛下と黒と白 （1）
ザーフィラ女王と黒と白 1巻は、もといもさんが描く、王室内のファンタジー漫画です。物語のあらすじは、11歳で国王に即位した少女・ザーフィラ女王が、黒の革新派大臣・ラシェドと白の保守派大臣・シラジュに護られながら新時代を切り拓こうと頑張るというものです。
ザーフィラ女王は、幼いながら国王として自らの力で国を治めることに全力を注いでいます。しかし、彼女を守るために対立する黒と白の派閥に分かれたふたりの大臣は、実は愛し合い、関係を隠しています。
ふたりが自分の親代わりでありながらも恋をしていることに気づいており、ふたりが幸せになるためにも、自分ができる限りのことをしようと決心しています。しかし、ふたりは自分たちの関係が公表できず、ザーフィラ女王に対して罪悪感を抱いています。
ザーフィラ女王とふたりの大臣の関係は、愛情と葛藤が交錯した複雑なものです。ザーフィラ女王は、ふたりが頼れる王になることを願っており、ふたりの真の気持ちを知るためにも、常に彼らと共に前進していきます。
君ノ声 5
「君ノ声 5」は、一成と七名が結ばれるために戦い抜く感動的な物語です。一成はある日、運命の事故に遭い、記憶を失ってしまいます。七名をはじめ、周囲の人々が一成を取り戻すために奮闘しますが、初めは一成は七名を拒絶してしまいます。その後、七名の優しさや努力、そして愛情に触れて、一成は徐々に彼女に惹かれるようになります。
そこに立ちはだかる者たちが現れて、一成と七名の関係にさらなる試練が訪れます。一成と七名は、絆を深め、幸せになることができるのでしょうか？ ぜひ、この感動的な物語を読者の皆様にも味わっていただきたいと思います。
まとめ
今回は、5月に発売される新刊マンガの中から注目作をピックアップして、あらすじや見どころを紹介しました。恋愛、コメディ、ホラー、ファンタジーなど、さまざまなジャンルの作品がありました。気になる作品があれば、ぜひ手に取って読んでみてください。次回も、新刊マンガのピックアップをお届けします。お楽しみに。
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