『裏バイト:逃亡禁止』 ガチで怖いけど面白い怪異10選 ネタバレ考察紹介

『裏バイト:逃亡禁止』 – その名の通り、一度入ったら逃げられない恐ろしい裏のアルバイトの世界。この作品には多くの怪異と驚愕の展開が詰まっていますが、その中でも特に心に残る、ガチで怖いけど面白い怪異を10選して紹介します。ネタバレを含むので注意してください。

さらに、それぞれの怪異に隠された意味や背景、そして作者の意図を考察してみました。読後の恐怖をより深く、そして面白く感じるための完璧なガイドとなるでしょう。興味を持った方は、ぜひこの記事をお楽しみください。

目次

◆『裏バイト:逃亡禁止』における裏バイトのヤバさ

裏バイトとは
  • 「裏バイト」の概念……裏バイトは、通常のアルバイトとは異なり、非常に危険であり、多くの場合、命を落とすリスクがある。しかし、その報酬は非常に高額である。
  • 「裏バイト」の種類……裏バイトには様々な種類があり、それぞれに特有のリスクや報酬が存在する。例えば、森でのホールスタッフやビルの警備員などが挙げられる。
  • 「裏バイト」の報酬……裏バイトの報酬は非常に高額であり、一度の仕事で数百万円を手に入れることも可能である。しかし、そのリスクは非常に高く、命を落とす可能性もある。
  • 「裏バイト」のリスク……裏バイトのリスクは非常に高く、多くの場合、命を落とすリスクがある。また、精神的なダメージを受けることも多い。
  • 「裏バイト」の募集方法……裏バイトの募集は、インターネットや雑誌などの広告を通じて行われることが多い。しかし、その内容は非常に曖昧であり、実際の仕事内容やリスクを知ることは難しい。
  • 「裏バイト」の実態……裏バイトの実態は非常に暗く、多くの場合、命を落とすリスクがある。また、その報酬は非常に高額であるが、そのリスクを考慮すると、実際の価値は低いと言える。
  • 「裏バイト」の背景……裏バイトの背景には、経済的な困窮や生活の困難などがある。多くの人々が高額な報酬を求めて、裏バイトに挑戦するが、その結果、命を落とすことも多い。
  • 「裏バイト」の影響……裏バイトの影響は非常に大きく、多くの場合、命を落とすリスクがある。また、精神的なダメージを受けることも多い。
  • 「裏バイト」の注意点……裏バイトを行う際には、十分な注意が必要である。そのリスクや報酬を十分に理解し、自分の命を守るための対策を講じることが重要である。
  • 「裏バイト」の未来……裏バイトの未来は非常に不透明であり、そのリスクや報酬がどのように変化するかは予測が難しい。しかし、その危険性や影響を考慮すると、その存在は問題視されるべきである。

◆『裏バイト:逃亡禁止』のガチで怖いけど面白い怪異10選紹介

・『ファミレス店員』 第40-42話

ユメと和美が裏バイトとして行ったのはファミリーレストラン・マスト。15年前に無差別殺傷事件が発生したレストランの特定の支店に関する話です。しかし、店の外に頭の禿げた気味の悪い男が、ウィンドウ越しにたびたび出現し、客を怖がらせます。また、いきなり店長がノイズのように姿を変えたり奇妙な事象が続きます。

実は、この店舗は15年前のある事件の現場となっていたことが後に判明。犯人・爆龍真拳が下見に訪れた6月22日から、事件が発生した29日までの間、毎年、店舗があった更地に過去の店が再現され、事件までの出来事が繰り返される現象が起きている!?

この怪異の「危険度」は8で、「影響範囲」は2とされています。裏バイトとしての報酬は週給2,100,000円で、裏バイトの生還率は90%とされています。物語の中で、主役の2人はこの怪異に対する対応法を確立し、無害化することに成功しています。また、このエピソードは実在の無差別殺傷事件をベースにしているため、その配慮も感じられます。

・『工場作業員』 第84-86話

このエピソードでは、ユメと和美が工場作業員として裏バイトを行います。彼女たちはある工場で実働1時間のアルバイトを行い、振り向けば死を訪れる謎の作業に挑むことになります。作業が始まると、ユメは危険を察知し、和美と他の裏バイターに危険を伝えます。作業中、何人かの作業員が何かに怯え、スイッチを押して作業を終えますが、一人が後ろを振り向いてしまい、その場で何者かに殺されてしまいます。班長の児嶋は、これを事故として扱い、作業を続けます。

作業が進む中で、和美は他の作業員から父親についての情報を得ます。彼女の父親もかつてこの工場で裏バイトをしていたことが明らかになるが!?

・『軍手落とし』 第99話-101話

『裏バイト逃亡禁止』の99話『軍手落とし』は、都市伝説として知られる「軍手落とし」というバイトをテーマにしています。この裏バイトは、一見シンプルな「軍手を落とす」という行為が主な目的とされているが、その背後には明らかにされていない深い意味や目的が隠されていることが物語の中で示唆されています。この話は、9巻99話から101話までのストーリーで展開され、都市伝説の真相に迫ることができます。

特に、軍手を落とすというシンプルな行為が、なぜ命がけのバイトとして描かれているのか、その背後にある意味や目的が読者の興味を引きます。さらに、軍手落としのバイトの意味や目的は、理解すると死んでしまうとされており、その謎が深まるストーリーが展開されます。

また、軍手落としを辞めると3秒で人類が滅びるという設定や、軍手を落とした場合に自腹で軍手を支払わなければならないというリアルな側面も物語の中で描かれています。ちなみに結局最後までなんのために軍手落としをするのかは明かされませんでした。

・ 『美術館』 第108話-110話

美術館のエピソードは108話から110話にかけての内容で、特別な展示会が開催されている美術館での裏バイトの話です。

100年ぶりの展示会: 美術館では100年ぶりの展示会が開催され、多くのファンが訪れていました。訪れたファンたちは「眼福」という言葉を口にしている。

たつ子とは: たつ子は、戦前の芸術家上坂象太郎が製作した作品で、非常に不気味な存在として描かれています。たつ子の作品は夜に動き出す性質があり、その恐怖は感染するように広がっていくとされています。

・『家政婦』 第43-44話

「裏バイト:逃亡禁止」の第15話では、裏バイト最強トリオであるユメ、和美、橙の3人が家事手伝いとしての裏バイトに挑戦します。彼女たちは日給79万円の報酬を受け取るために、葵桐子とその夫、高吉の屋敷で働くことになります。しかし、屋敷内での出来事は予想外のものでした。橙は桐子に毎晩スイーツを振る舞われ、短期間で体重が増加。

一方、ユメと和美は高吉の女装の秘密を知り、さらに桐子と高吉の息子、高次の存在も明らかになり!?このエピソードは、予想外の展開やキャラクターたちの秘密が次々と明らかになることで、読者を引き込む魅力的な内容となっています。

・『空き地探し』 第45-47話

「裏バイト:逃亡禁止」の第45-47話「空き地探し」では、バイト先の目的は、空き地に埋められた子供の遺体を探し、供養することで町の住民を救助することであるが、実際には宝潤が町にあった虐待事件の噂を利用して役所から金を詐取しようとしているが……。

このエピソードの見どころは、怪異の正体や目的、そして彼らの行動の背後にある真実を知ることができる点です。特に、老夫婦の子供が復讐のためにマーくんを利用していることや、マーくんが遊びとして他のものを攻撃してしまうことなど、怪異の行動の背後にある動機や理由が明らかにされるのは興味深い。また、ラストには、別の町にも怪異が出没していることが示唆されており、これが今後の物語の展開にどのように影響するのかも注目点となっています。

・『学校用務員』 第25-27話

この話では、ユメと和美が学校の用務員として裏バイトを行います。ユメの特殊能力である危険を察知する匂いが働かない状況になり、彼女はフリーズ状態になってしまいます。学校の生徒から、学校には自殺した人の霊が出るという噂を聞かされ、多くの用務員がそのために辞めていくという話を聞きます。

ユメと和美は学校の用務員として雇われ、学校の中で不審な人物や異様な存在を目撃します。特に、ユメは恐怖が自分のキャパを超えるとフリーズする体質であり、その状態で不審者や仮面を被った異様な存在を見ることになるが……。

・『個人向け配送業』 第6-9話

このエピソードでは、ユメと和美が「個人向け配送業」の裏バイトを行います。和美が持っている鞄がガタガタと鳴り続け、彼女はその鞄から手を離します。和美は鞄から「時間に遅れるな」という警告のような意思を感じる。二人は目的の駅を探し、鞄も再び騒ぎ始める。タクシーを利用し、運転手が裏道を通ることで目的地に到着する。しかし、途中で運転手が二人から鞄を取り上げようとする事件が発生。

最終的に、二人は取引相手に鞄を渡し、報酬を受け取るが……。

・『公園管理員』  第121話

公園管理員のエピソードに登場する怪異は、〇〇県の南黄公園に存在する巨大な蚊のような生物で、「お馴染み蚊の王」と作者によって称されています。この生物は、通常の成人男性を超える大きさの頭部と、無数の触手状の口吻を持っています。

この怪異は、日常的に公園内の異界「キングゾーン」に隠れており、毎日18時になると公園にいる人々を攫って神隠しにします。そして、その人々の頭に口吻を刺し込み、「血よりも深い何か」を吸い取りながら、彼らの脳に麻薬成分を注入します。

キングゾーンは「黄金に輝く場所」として描写され、強烈なノスタルジーを感じさせる効果があります。このノスタルジーに取り憑かれた人々は、一度キングゾーンを出ても再びその場所に引き寄せられることがあります。そして、キングゾーンから脱出するための唯一の方法は、新しい犠牲者が18時に公園に来ることです。

◆『裏バイト:逃亡禁止』にハマった人へおすすめのホラー漫画

・『後遺症ラジオ』

amazonより画像引用

『後遺症ラジオ』は中山昌亮によるホラー漫画作品です。この作品は、恐怖表現において右に出る者のないホラーの名手が、ヒット作『不安の種』に続いて描く“さらに怖い”最新ホラーシリーズとして紹介されています。物語の中では「ソレ」が貴方の眼や耳に届くという禍々しいホラーが展開されます。作品の中では、断片的なストーリーや砕けた夢のような展開が繰り広げられ、髪の化け物をメインに話が進むのか、一巻だけでは全体像が掴めないという雰囲気があります。また、オムニバス形式で物語が進行し、すべてのエピソードが何らかの形で繋がっていることが示唆されています。

・『僕が死ぬだけの百物語』

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『僕が死ぬだけの百物語』は、小学生のユウマが「何か」に向かって怪談を話し続けるというスタイルの物語です。ユウマは教室から飛び降り自殺を試みるも、クラスメイトのヒナから「百物語」について聞かされ、100個の怪談を語り終えると本物の幽霊が現れるという迷信を知り、これを実行に移すことを決意します。毎日、机の上に置かれた「何か」に向かって、1つずつ怪談を話していくユウマの物語は、死者が生者を道連れにしようとする話や、粘土でできた人形が自我を持って暴走する話など、さまざまな怪談が織り交ぜられて進行します。

・『自殺幇女』

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『自殺幇女』は、尾北圭人による原作と村瀬克俊による漫画化をされた作品です。このマンガは、連続首吊り事件が発生する町を舞台に、男子大学生の早乙女の前に突如として「自殺コンサルタント」と名乗るヒラサカコヨミが現れるところから物語が始まります。ジャンプホラー小説大賞で銀賞を受賞したこの作品は、シリーズ累計280万部を突破した『カラダ探し』の村瀬克俊が漫画化を手掛けています。物語は、自殺を望む者たちとそれを助けるコンサルタントとの間で繰り広げられる奇怪なミステリーホラーとして展開されます。

まとめ

今回は『裏バイト:逃亡禁止』でも面白かったエピソードをご紹介しました。これらの怪異意外でもまだまだ面白い話はたくさんあります。また、主人公たちユメと和美のコンビが面白くて、魅力的です。ホラーとしても面白いですが、シュールなギャグ漫画的要素も本作の魅力だと思います。

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