瀕死の状態でデンジと出会ったポチタ(チェンソーマン)。
第87話でマキマが「彼らの中にいる武器の悪魔達と4人の騎士たちがあなたと戦い、その最中貴方は私達の前から消えてしまった」と言っています。
4人の騎士とは「ヨハネ黙示録の4騎士」がモチーフか
ヨハネの黙示録の四騎士とは
ヨハネの黙示録の四騎士(ヨハネのもくしろくのよんきし)は、『ヨハネの黙示録』に記される四人の騎士。小羊(キリスト)が解く七つの封印の内、始めの四つの封印が解かれた時に現れるという。四騎士はそれぞれが、地上の四分の一の支配、そして剣と飢饉と病・獣により、地上の人間を殺す権威を与えられているとされる。
ヨハネの黙示録の四騎士 ウィキペディア(Wikipedia)より
この中でマキマは「勝利の上の勝利(支配)を得る役目を担っている」第一の騎士にあたると推測される。
そうなると、マキマの他に
- 第一の騎士 勝利の上の勝利(支配)を得る役目を担っているとされる。 ⇒支配の悪魔=マキマ
- 第二の騎士 手に大きな剣を握っている。地上の人間に戦争を起こさせる役目を担っている ⇒戦争の悪魔
- 第三の騎士 食料を制限するための天秤を持っている。地上に飢饉をもたらす役目を担っているとされる。⇒飢餓の悪魔
- 第四の騎士 青白い馬(蒼ざめた馬)に乗った「死」で、側に黄泉(ハデス)を連れている。疫病や野獣をもちいて、地上の人間を死に至らしめる役目を担っているとされる。⇒死の悪魔
チェンソーマン 第10巻より引用
いずれも根源的な恐怖で、戦闘力は間違いなく超越者クラスであることは間違いない。
また、マキマと同格の悪魔があと3人いることになるが、この4人の騎士の関係性も気になる。
しかし、マキマの思想的に「死」「戦争」「飢餓」は消したい存在。
(しかし同格だからマキマが倒すことはできない)
支配の悪魔にとって支配できない存在は疎ましいはずだが・・・マキマはチェンソーマンに対して特別な感情を抱いている。
武器の悪魔
チェンソーマンの世界において、人々にとって恐怖感が強い事象ほど、強い悪魔として描かれている。
それこそ、上記の「戦争」や「死」といった根源的な恐怖や、ストーリー上登場した「闇」の悪魔も根源的な悪魔として最強クラスの悪魔として描かれている。
そんな中、「銃」の悪魔もかなり上位の悪魔として描かれている。ただ、根源的な恐怖に比べると、スケールは小さい存在のように感じられる。
チェンソーマンの世界において、「武器」は特別な存在のようだ。特に、デンジのような武器の悪魔の「心臓」を持つ「武器人間」は今後のストーリーにおいても重要な部分を担っていくと思われる。
また、第一話にてデンジが遭遇した、瀕死のポチタに銃痕のような傷痕があったことから、チェンソーマンと戦った武器の悪魔の一人は「銃の悪魔」である可能性が高い。
いずれにせよ、マキマと同格の4人と武器の悪魔達が戦っても倒しきることができないチェンソーマンは、やはり相当な強さといえる。
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