『呪術廻戦』ついに乙骨憂太が領域展開!その名は「真贋相愛」乙骨に死亡フラグも!?第249話考察

本編のネタバレを含みます

第249話「人外魔境新宿決戦㉑」でついにベールを脱いだ乙骨憂太の領域展開。

その名は「真贋相愛」だった。

呪術ファンなら誰もが待っていた乙骨の領域展開は、宿儺との決戦の舞台だった。

コンクリートに無数刺さっている刀。

一見、ブリーチの「千本桜」やフェイトの「無限の剣製」に似てるとツイート界隈で話題の「真贋相愛」について考察していきたい。

目次

■乙骨の術式コピーについて

そもそも乙骨憂太は「リカ」との接続を通じて術式を使用し、他人の術式をコピーする能力を持っている。

彼は狗巻棘の「呪言」やドルゥヴ・ラクダワラの特殊な術式など、複数の術式をコピーして使用している。

このコピー能力が乙骨の領域展開のベースとなっているようだ。

「リカ」は折本里香の成仏後も乙骨に残された能力で、この里香は乙骨の模倣コピーといえる。

コピーするための条件は、相手の身体の一部を「リカ」が取り込むことが条件と推測していますが、これはあくまで一説。

そもそも、狗巻の術をコピーしていますが、乙骨が狗巻の体を取り込んだとも考えられず、他にも条件が存在する可能性がある。

■刀一本一本が術式コピーだけど使い捨て?

領域展開により必中となる

「宇守羅彈(うすらび)」を宿儺に当てた後に持っていた一刀が消えたことから、領域内での術式の使用は一度きり、またはコピーが消えることもあり得る。

つまり刀の数だけ乙骨は術者から術をコピーしたということだろうか。正直ここまでの数をコピーをしてるとは想像できなかった。

術式をコピーできる条件は明らかにされていない。例えば狗巻の呪言を乙骨は使えるが、狗巻はもちろん生きている。

ちなみに呪言を使う際、拡声器を里香から渡されている描写があるため、コピーは里香を介している説もある。

実はかなりの数の術式をコピーしており、それを全て領域内なら必中で使えるため、やはり強い。

■「真贋相愛」という名前が意味するもの

ここで注目したいのは乙骨の生得領域だ。

生得領域は人の心の内面を映し出している。まさに術師の本質が現れていて、それを具現化したものが領域展開だ。

乙骨の領域展開「真贋相愛」

真贋はその意味の通り、「本物の偽物」だとすると、今ともにいる里香は偽物といえる。そして「相愛」。乙骨の里香に対する愛情の現れだ。

しかし、気になるのはいまいちこの領域内で里香の存在感が薄いところ。

乙骨の術式コピーは里香を界していることから、この領域も里香が鍵を握っているのではないだろうか。

乙骨は、自分が羂索との戦闘を選んだことにより、日車たちが死んだことを後悔している。

仲間の死に報いるためにも、この宿儺との戦いに命を掛けていることは間違いない。

もしかすると里香が進化したり、本当の里香の姿を見ることができるかもしれない。

というかその展開は熱い。

劇場版「呪術廻戦0」で、元々里香は特級過呪怨霊だったけど、乙骨が主従関係を放棄して成仏している。今いる里香はおそらく乙骨コピーによるレプリカのようなもの。

だとすると、真贋の「真」が特級過呪怨霊の頃の里香だとすると、以前の真の「里香」の力も開放できるのでは、と妄想。

ちなみに羂索も、元々乙骨に興味を持ったのが、特級過呪怨霊の頃の里香に対してだ。

この領域は、その名前の通り、里香が重要なキーとなるかもしれない。

■宿儺は彌虚葛籠(いやこつづら)で防御

  彌虚葛籠(いやこつづら)は、シン・陰流「簡易領域」の原型となる技術。 その能力は、必中効果の中和でレジィが過去に使用しており、鹿紫雲(かしも)も習得している。

とはいえ、術式を無限に使える乙骨の攻撃を防ぎ続けることはできるのだろうか。乙骨は何かしら宿儺が思いも寄らない術もいくつも持っている可能性もある。

■乙骨は天使の術式を使っている?

第249話で宿儺は、乙骨の領域に付与されているのは天使の術式と予想する。天使の術式は死滅回游の泳者(プレイヤー)天使 来栖華の術式で、第213話で、宿儺に大ダメージを与えていた。

あくまで宿儺の予想であって、本当に天使の術を乙骨が使っているのかはまだ明らかにされていない。

ただ宿儺は、この天使の術を最も恐れているということだろう。

■虎杖との関係

虎杖もこの領域に参戦!魂を引き剥がす打撃で、伏黒の魂を引き剥がす狙いだ。乙骨と虎杖のタッグは熱い。そして虎杖は真の主人公として見せ場は来るのだろうか。

■乙骨に死亡フラグ?

五条、鹿紫など最強格を倒し続ける宿儺。

もはや乙骨がやられてもおかしくないが、さすがにこれ以上主要キャラを亡き者にするのはファンとしてはつらい。

第249話では、里香が生前につけていた指輪を中指にしている乙骨。実は呪術廻戦0の表紙では左手の薬指につけている。

ただの作画ミスかもしれない。

しかし、もし意味があるのなら、「婚約」を意味する左手の薬指からわざわざ指輪を外していることになる。
もしかすると里香との別れを示唆している?

その場合乙骨の死亡か、里香がいなくなるかのどちらかの展開も・・・。

この領域の一部があわじ結びになっているという説もある。

あわじ結びは、その形から「末永く付き合う」

ストレートに捉えると、乙骨と里香が結ばれるといういい意味だが、葬式でも使うのがあわじ結び。

深読みしすぎだろうか・・・

もしかすると「里香」がなんらかの形でいなくなるという展開もある?というか生前の里香が甦るとかだったら嬉しいが・・・。

そもそもこの状況、宿儺がラスボスとは限らないという展開も全然ある。

そうなった場合、結局羂索の意志が受け継がるのは天元になるのかわからないが、キャラがなるべく残っていたほうが今後のストーリーはおもしろい、というか乙骨はさすがに死んでほしくないけど、あの五条を殺しちゃう芥見先生だから・・・果たしてどうなる。

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