「ミステリと言う勿れ」犬堂我路(ガロ)の正体は!?登場シーンや整との関係をネタバレ考察

目次

「ミステリと言う勿れ」犬堂我路(ガロ)とは

犬堂ガロとは?キャラクター概要

犬堂我路(ガロ)は、田村由美による人気漫画「ミステリと言う勿れ」に登場する謎多きキャラクター。初登場はバスジャック事件を描いた第1巻で、彼の正体はその後徐々に明らかにされていく。

犬堂我路のプロフィール(年齢、経歴)

犬堂我路、通称ガロは、非常にミステリアスな魅力を持つイケメンキャラクター。彼のプロフィールや年齢は詳しく描かれていないが、彼が持つ冷静かつ沈着な性格、そして執念深い一面が物語に深みを与えている。

犬堂我路は、最愛の姉・犬堂愛珠の死の真相を追求するため、バスジャック事件を計画。その過程で主人公・久能整と出会い、特別な関係を築いていく。

ドラマ版の犬堂我路キャストは永山瑛太

ドラマ版「ミステリと言う勿れ」の犬堂我路役キャストは永山瑛太だ。

1982年東京都生まれの俳優で、『WATER BOYS』、『オレンジデイズ』、『のだめカンタービレ』、『最高の離婚』、『ハロー張りネズミ』などのドラマや、『まほろ駅前』シリーズ、『64-ロクヨン-』、『ミックス。』、『友罪』などの映画に出演している。

犬堂我路(ガロ)の正体と目的

犬堂我路の最大の目的は、姉・愛珠の死の真相を解明すること。彼はそのために偽名を使い、バスジャック事件を含む様々な計画を実行に移す。

彼の行動は時に犯罪に足を踏み入れることも厭わないが、その根底には家族への深い愛情がある。また、彼と久能整との間には、互いに認め合い、時に助け合う複雑な関係が築かれている。

我路と整の出会い

犬堂ガロの初登場はいつ?何巻何話?

ガロの初登場は、原作マンガ1巻episode2前編「会話する犯人」。

episode2で早々と久能整と出会った犬堂我路(ガロ)。ガロの初登場は、整が「印象派展」を目指して乗り込んだバスで発生したバスジャック事件の中。

この事件は、ガロと彼のいとこである犬堂乙矢、犬堂甲矢によって計画されたものだった。目的は、ガロの最愛の姉・犬堂愛珠の死の真相を探ることにあった。

事件を通じて、偶然その場に居合わせた整とガロは、特別な関係を築き始める。

バスジャック事件の背後には、愛珠の死に対する疑問があり、ガロたちは乗客の中に犯人がいると考えていた。

整の登場により、愛珠の死の真相が明らかになり、犯人であるバスの運転手は逮捕されるが、輸送中に行方不明となる。

この一連の出来事を通じて、ガロは整に興味を持ち、二人は相棒のような関係に発展していく。

事件後、ガロは整に広島での「印象派展」の情報を提供し、二人の間にはさらなる絆が生まれる。

しかし、広島での展示会を目指す途中、整はガロと知り合いの高校生・狩集汐路と出会い、ガロの代わりに彼を守るよう頼まれる。

この出会いもまた、ガロの計画の一環だった可能性がある。

バスジャック事件の後、犯人である運転手の腕が整に送られてくる。この腕にはガロが着けていたブレスレットが巻かれており、腕を切ったのはガロであることが示唆される。

運転手はガロたちによってさらわれ、殺害された後、遺体の一部が釣り堀で発見される。

犬堂ガロの再登場エピソード

6巻 episode2.5

警察が闇カジノに踏み込むと、猫田は被害者全員がカジノでバイトの経験があったことを明かす。その後、刺殺された女性の遺体が発見され、事件はさらに深まる。

一方、我路はクルージングボート上で姉・アンジュの死の真相を追求していた。彼はアンジュの夢を見るが、疑問に対する答えは得られない。

我路たちは漂流郵便局からアンジュの手紙を発見し、彼女の自己嫌悪と悲観的な内容に衝撃を受ける。手紙には「ジュート」という名前が記されており、彼らはこの人物を追い始める。

横浜の寄せ木細工ミュージアムで新たな手がかりを得た我路たちは、アンジュの足跡を追い続ける。

一方、警察はガロの指紋が被害者のバッグから見つかったことで、彼を犯人として特定する。猫田はミュージアムを訪れ、事件について情報を集める。

捜査本部では、被害者たちが闇カジノでの占いで本名を明かしていたことが判明し、事件の解決に向けて進展が見られる。

9巻 episode12.5


コンビニから変装した我路が出てきて、公園で食事をした後、特定の場所へ向かう。我路は仲間たちと共に、姉・愛珠のカウンセラーだった鳴子巽の身辺調査を進めていた。

鳴子は都心の一等地にクリニックを構える心理カウンセラーで、愛珠に闇カジノのバイトを勧め、星座モチーフの指輪を与えた人物だ。我路は仲間の早矢から鳴子の居場所を聞き出し、彼の部屋の天井裏に潜入する。

鳴子の部屋から得た診療記録には愛珠や羽喰十斗の記録はなく、代わりに鳩村一葉の奇妙な映像が見つかる。

映像は退行療法の様子を捉えており、一葉は自分が6歳の時、妹が風呂場で亡くなった日に戻っている。鳴子は第三者の存在を示唆し、一葉はその人物が妹を殺したと信じ込む。

記憶の改ざんが生じ、一葉は自分のせいではないと涙を流す。

2年後の診療映像では、一葉が三つ子を妊娠したことに動揺し、殺されるかもしれないとわめく様子が映されている。

鳴子は3人目を隠せばいいとアドバイスする。我路は一葉のその後が気になり、鳴子の部屋に監視機器を設置し、続きを探る。

犬堂ガロと関わるキャラクター

犬堂ガロと久能整

ガロと久能整は友情とも異なる独特の関係で結ばれている。互いを気にかけるが友達とは言えない、似たもの同士のつながりがある。しかし、お互いに好意を持っていることは間違いない、特にガロにとって整は興味の対象といえる。

整は変わり者と自覚しており、人との距離を保つが、ガロには異なる態度を取る。バスジャック事件をきっかけに、整はガロを家に招くが、ガロは警察に向かい、約束は保留に。

不起訴後、ガロから送られた犯人の腕に驚くも、ガロの訪問を楽しみにする整の姿が描かれる。整はガロとの再会を望み、広島へ向かう。

ガロも整を気にかけ、遭難時に助けたり、入院時にお見舞いを送るなど、特別な関係性が示される。二人の関係は友情以上のものがあり、今後の展開が注目される。

犬堂ガロと犬堂愛珠

『ミステリと言う勿れ』の物語において、犬堂愛珠の存在は中心的な謎の一つといえる。彼女は主要人物である犬堂ガロの姉にして、物語の多くの事件の鍵を握る人物。

愛珠の死はガロの行動を動かす大きな要因となり、彼の人生を根底から変える出来事だった。

犬堂ガロと狩集汐路

ガロと狩集汐路は非常に仲が良く、汐路はバスジャック後の遺産相続編で初登場する。汐路は整に真相究明を依頼するが、実はガロにも同じ依頼をしていた。

ガロはバスジャックのため協力できず、整を推薦した可能性がある。ガロは広島での「印象派展」開催を整に伝え、整と汐路が出会うように仕向けた。2人は新幹線で出会い、整が遺産相続の謎を解決する。その後も汐路を通じて整に依頼が行われる。

ガロにとって汐路は整との仲介役としての役割を果たしている。ガロと汐路の関係は仲の良い友人以上のものがあり、まだ謎が多い。

犬堂ガロの謎と真実

ガロの犯罪と真相

整に対して友好的なガロ。しかし、彼は味方なのだろうか。ここではガロが犯した犯罪について考察する。

ガロは整に手を送った犯人?

犬堂ガロがバスジャック事件後、久能整の家に運転手の手を送った疑惑がある。この行動は、ガロが運転手を誘拐し殺害したことを示唆している。

運転手の手にはガロがつけていたブレスレットが付けられており、ガロの犯行を強く示唆している。

バスの運転手を殺したのはガロか

バスジャック事件は、ガロが妹の白石麻衣の骨董が殺された復讐のために計画した。

事件解決後、運転手の運命については明確な答えがないが、運転手が死亡した可能性が高いとされる。運転手の手が整の家に届けられたことから、ガロが復讐を果たしたと考えられる。

我路の目的は愛珠の死の真相を探ること

ガロの元に香川県にある漂流郵便局から、愛珠が書いたとされるハガキが届く。「もうすぐ亡くなるわたしへ」と始まり、「私はダメな人間だ、だからゆっくり死んでいく。

もしできなかったらジュートに頼もう」と締めくくられる愛珠のハガキ。しかしガロは違和感を感じる。本当に愛珠がこの手紙を書いたのか。

愛珠がなぜ普段乗らないバスに乗ったのか、その理由をガロは知るために、真相を探す。

「犬堂ガロ」のミステリアスな魅力

ガロはそのルックスとミステリアスさでとても人気があるキャラクターだ。姉・愛珠の死の真相を解明するという動機ははっきりしているが、過去はあまり明かされていない。

整とはお互い好意的な感情を持っており、敵対はしていないが、謎な部分が多く危うさも秘めた面白いキャラクターだ。

既にバスの運転手を殺害している可能性が高く、犯罪者でもある。今後もしかしたら整の前に敵として現れる可能性もあるかもしれない。今後、どのように本編に関わってくるのか注目したい。

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