※ネタバレありです。
第3話「下駄を履いた猫」あらすじ
ロビンソン・クルーソー計画により新たな世界を探し続ける長良たち。順調に新たな世界を見つけることはできていたがそこは人間が住めるような世界ではなかった。
そんな中クラスメイトの村山が全身が真っ黒になりフリーズした状態で発見される。何か事件に巻き込まれたか、もしくは誰かの能力によるものか。多数決でこの件を調査することになった遥。助手に長良を指名した。
#SonnyBoy 第3話🐈下駄を履いたネコ
— アニメ Sonny Boy|NOW ON AIR (@sonnyboy_anime) July 28, 2021
明日からOA
生徒のひとりが全身真っ黒のフリーズ状態で発見されるという事件が起きる。しかも、他にも行方不明の生徒が…
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フリーズした村山を調べてみると、体の中から声が聞こえる。ゲーム実況をしているようだった。同様に失踪した犬山もフリーズした状態で発見、体の中からは筋トレをしている声が聞こえる。どうやら完全にフリーズしているわけではないようだ。
調査中の長良と瑞穂。瑞穂の猫はおばあちゃんの猫たちで、漂流する前はバッグに入れて持ち歩いていたようだ。そして、瑞穂は漂流する前から能力を使えたという。
「閉じ込めたり、燃やしたり、ルールで縛ったり。まるで誰かが私たちを試してるみたいだね」希は疑問に思う。同じく長良は漂流前から「謎の声」が聞こえていた。声が教えてくれるんだ、前もって知ったテスト問題みたいに。しかし、その声の主は誰なのかわからないという。
被害者の共通点は変わっていて、皆から嫌われている点だった。どうせ誰かのいじめだと瑞穂は推測する。誰かの能力かもしれない。どうやら明星がリストにまとめているようだ。しかし該当しそうな能力は見当たらない。
長良たちが第3の被害者を見つけた際、周囲が暗幕に替わり新たな世界に踏み込むことができた。暗幕に仕切られた世界の中には失踪したクラスメートたちがいた。個々に仕切られた部屋の中で、各々が好きなことだけをしていた。
#SonnyBoy の3話でキーとなる村山が遊んでいるのは ご存じパックマン
— アニメ Sonny Boy|NOW ON AIR (@sonnyboy_anime) July 30, 2021
ゲーム好きの方は気づかれましたでしょうか?
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「心配して損した、あいつらただの引きこもりじゃん。」瑞穂は言う。彼らは自らの意思で世界に閉じこもったのだろうか。
どうすれば彼らを引っ張り出せるのか、口論する長良と瑞穂。「ぶつからないとわかんないことがあるんだよ」憤慨する瑞穂。死ね、という一言と共に
翌日、ラジタニの能力で出したマシンで暗幕を撤去することによりフリーズを解消する長良。仲間外れ外しはこの世界のルール、彼らは引きこもっていたんじゃなくてホントは皆……。「本心はなかなか言えないものなんだよ」希は言った。
どうやって二人はこの暗幕の世界をみつけたのか、ラジタニは疑問に思ったが、希は長良には「新たな世界に跳躍する能力」があって、扉はその遺物にしか過ぎないと言う。
「救世主?それは誰なんだろう」 明星の台詞で3話は終わる。
第3話 考察
全体マップに映る動物の絵
冒頭にラジタニが説明しているマップに「犬」「くじら」「亀」などの動物たちの絵が描かれておりマップの各所に紐づけられている。特に説明は無いが何を意味しているのだろうか。
希が見える光は人間が観測できる領域に無い
朝風の能力で、希が見える光の箇所を観測したが常に一定の距離を保ってしまい近づけない代物だということがわかった。光こそが現実世界に戻るポイントになりそうだが、現状では近づくことすらできない。
多角観測デバイス『測(はか)ルンです』
— Madhouse Inc. (@Madhouse_News) July 30, 2021
レトロなフォルムがかわいいデバイスだが「この世界」を観測し数値化できる超スグレモノ。
ここ最近発見された『クロス・シンク=錯視の世界』『モノクロ=かけられる絵の具の色により肉体的干渉を受ける世界』『想像界=怪奇が存在』)等を観測!#SonnyBoy pic.twitter.com/gkkDYEq8i8
漂流する前から能力を使えていた!?
瑞穂曰く、校内なら漂流する前から能力を使えていたという。また、明星も漂流する前から謎の声が聞こえていた。この学校が漂流することを知っていたのだ。つまり明星は漂流することがわかっていたのになぜ逃げなかったのか。そもそも周囲に教えてたり、未然に被害を防ぐことができたのではないだろうか。
ポニーが拾ったスカート
ポニーが能力遺物として拾ったスカート、一緒に捨てられていた学級日誌。スカートを持ち上げると「暗幕」の世界は消えたにも拘らず、ポニーは暗幕の世界へと入ることができた。これはただの遺物なのか、それとも世界が作られる原因となったものなのか。このスカートの本来の所有者がいるとしたら、もしかしたら世界が作られる原因は各登場人物のトラウマ等に起因しているかもしれない。
明星が見つめる謎のドア
ストーリーの最後に 明星は「救世主?それは誰なんだろう」というセリフと共に、謎の黒い絵画のような扉を見つめている。
その絵には皆既日食が描かれている。 まるで星の光が月により隠されてしまっているようだ。
実は明けの明星を指すラテン語はルシファーであり、光をもたらす者という意味をもつ悪魔・堕天使の名である。
ルシファー(Lucifer、ルキフェル、ルシフェルとも)は、明けの明星を指すラテン語であり、光をもたらす者という意味をもつ悪魔・堕天使の名である。キリスト教、特に西方教会(カトリック教会やプロテスタント)において、堕天使の長であるサタンの別名であり[1]、魔王サタンの堕落前の天使としての呼称である[2]。
ルシファー 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
はたして明星は救世主なのだろうか。
4話考察はこちら
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