ネタバレが含まれます。
第7話、全く違う世界でのストーリーが始まりましたね。感想と考察になります。
第7話 ロード・ブック 考察
第601344回 漂流教室被害者の会
601344回も実施されている・・・。やまびこが5000年前からいるわけだからやはり時空が歪んでいて、ずっと漂流が繰り返されているようだ。
漂流の原因は長良ということで弾劾されている。
[st-kaiwa3]瓦版ということで江戸時代の新聞だと思ってましたが全然違いました・・・[/st-kaiwa3]
断罪者としてこうもりが派遣される→前話から登場していた傘男。
長良の能力が原因だったとして、本人に漂流を起こした記憶等は無いので動機も謎。
蟻の共食い
ラジダニがアリの巣を研究している。閉じ込められた蟻たちは最終的に共食いをはじめ最後に一匹残るという→まるで蟻は漂流者、ラジダニが神の視点のようだ。もしかしたら神も同じように漂流者を観測して楽しんでいるのかもしれない。
塔の世界
こうもりが設置したと思われる鉄棒により、いきなり塔を建築している世界へ飛ばされてしまう。
塔はバベルの塔をモチーフにしていると思われる。
バベルの塔(バベルのとう、ヘブライ語: מִּגְדָּ֑ל בָּבֶ֔ל、ラテン文字:Migdal Babel)は、旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な塔。神話とする説が支配的だが、一部の研究者は紀元前6世紀のバビロンのマルドゥク神殿に築かれたエ・テメン・アン・キのジッグラト(聖塔)の遺跡と関連づけた説を提唱する。実現不可能な天にも届く塔を建設しようとして、崩れてしまった(神に壊された)という故事にちなんで、空想的で実現不可能な計画の比喩としても用いられる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 バベルの塔
そこには党の建築のため多数の労働者が馬車馬のように働かされていた。
いきなり番号を聞かれて「3-b 25」と即答できた長良が謎。現実世界のクラス等を答えた?
長良は二つ星という青年と出会う。やはり長良と同じ中学から漂流した。二つ星はこの世界で200年も労働しているという・・・。この世界も随分昔から存在していることになる。
背景美術を担当しています
— 秋山 健太郎(スタジオパブロ) (@studio_pablo) August 27, 2021
Sonny Boy 7話 TVに続いて配信も始まりました!
・バベル内部
・同 美術設定
・同 階段付近
バベル内部のアーチは
いくつかの異なるデザインを組み合わせています。
壁にある、アリの巣状の穴は
監督からのオーダーで描いています。#サニボ #SonnyBoy pic.twitter.com/eMYy0B4FMv
沢山の世界が存在していて、長い年月の末独自の文化が生まれた世界も多々あるのかもしれない。
あと虫を食べているのが謎。
二つ星と「流れ星」という都市伝説を探しに行く長良。洞窟の中で「流れ星」を見つける二人だったが、人間を食べる巨大な虫にふたつぼしが襲われてしまう。でも死なないから、後から普通に労働していた・・・。
ホストとビートニク
各世界にボスがいてホストと呼ばれている。ボスたちの集いビートニクと呼び漂流の原因を調査している。この世界のボスはスス頭と呼ばれている、靴下を被った男だった。→靴下をかぶっているというより頭が靴下に変化している?長い年月を経て変化してきているとしたら、行き着く先はもしかすると・・・。
#SonnyBoy 第7話🏫ロード・ブック
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二つ星曰く、バベルの塔は天国を目指すために作られているという。天国は元の世界の出口。これはボスのスス頭からの請け売りだろうか。
モチーフになったバベルの塔は、人間の驕りとして神から裁きを受けた。この世界では神に抗うため作られているといっても良い。
箱舟で旅立つ明星一行
結局アキ先生派閥以外の明星たちが箱舟で旅立つ。明星はもうヴォイスの声は聞こえなくなったという。「もっとはやくこうすれば良かった」というので自分で拒絶することができたのだろうか。
残された希は見送るが、以前の明るさは無くなっている。
そしてラジダニは一人で世界の探索に旅立つ。
こうもりの能力
なんでも逆さまにすることができる能力。塔の世界も逆さまにして、皆の希望を閉じ込めているという。回想シーンを見る限り長良と幼少期の頃の顔見知りの模様。断罪者として結局長良を裁かないという選択肢を選んだ。
その結果、こうもりは漂流者達に罵声を浴びせられるが、シーン自体が逆さまになる。これは漂流者たちの怒りすらも逆さまににしてコントロールできるということだろうか。
まとめ
7話はまた独自の世界でストーリーが進みました。全くストーリーの展開が予想できない・・・。今まで派閥で分かれていたメンバーも、各派閥で島を離れていきました。
離れていくメンバーに対して寂しげに「サヨナラ」という希が印象的でした。
前回、自身が死んでいたことを知った希ですので意気消沈するのも当然でしょう。明星たちは箱舟で「居場所を見つける」ために旅に出ると言います。現実世界に居場所が無いのはある意味他メンバーも一緒。今まで誰よりも前向きだった希が後ろ向きになっているのが悲しいですね。「光」を追い求めていた希はまだ光をみることはできるのか・・・。
今後は長良たちと旅に出ることになりそうですが、希の能力「コンパス」がキーになりそうな気がします。
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