第3話 持ちきれないほどあったでしょ
ベッドで気が付くやちよ。桜の木から降りてきたいろはは、ドッペルが出現している状態だったが・・・。
いろはは無事みかづき荘に帰ってきていた。いろはの帰還を喜ぶやちよだったが・・・このいろはは私が知っているいろはなのだろうか・・・信じられないやちよ。
次の瞬間、黒江とやちよはいろはと共に電車に乗っていた。
着いた先は「里美メディカルセンター」。そこにはマギウスのねむと灯花がいた。何故かいろはと仲がいい。
その世界にはいなくなった「うい」も存在していたが・・・つぎはぎだらけの人形だった。
敵対しているはずのいろはが仲が良いのもおかしいが、ねむと灯花 が仲がいいのも違和感がある・・・。ういが人形として存在するということは、いろはにとって「うい」が朧げなものであることがわかる。もはや本当に「うい」は存在していたのだろうか。
この夢はいろはのドッペルによるものだとやちよは言う。
第3話はずっと夢の中での話なんですね。黒江側は黒江で夢の中の話が続きます。
目の前のいろはが本物なのか黒江としても定かでは無くなっている。
それでも一緒に線香花火をするいろはは「希望なんてなくったって大丈夫だよ、他のものをたくさんわけてもらえるもん」笑顔でそういういろはの言葉は、実は深層心理で本当のことを言っているのかもしれない。
一方やちよは、夢の中でいろはと遭遇していた。人形をういだと信じ切っているいろは。そんないろはの人形を槍で破いたやちよ。きれいな世界は一変し、いろはのドッペルが出現する。
ういが見つからない、そんな弱い心をドッペルは突いたのだろうか。いろはのためのうい、本物より素敵なうい。いないなら妹を作ればいいという。
ドッペルはあくまでいろはを他人として扱うんですね。いろはに芽生えたドッペル、というよりも住み着いている感じ。
狂暴化したういの人形が複数現れ、やちよを襲う。なんとか説得しながら闘うが・・・いろはのドッペルは手強い。
結局黒江とコネクトし、ドッペルを倒したのだった。
すると桜の木からいろはが生還した。よかったよかった。
やちよは本当にいろはのことが好きなんですね。さばさばしてそうなイメージがありましたが、かなり一途・・・。
あとこの場合ドッペルを倒せば助けることができるんですね・・・。しかし、いろははもうドッペルを使うことはできないということでしょうか。
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